ポイントの集合に名前を付けた状態、すなわちポイント グループを使用して、ポイントをグループ化したり図面での表示方法を指定することができます。
ポイント グループには次の特徴があります。
ポイント グループは、共通の特徴を持つポイントや、サーフェス作成などのタスクの実行に使用するポイントなどを識別するための柔軟で便利な手段です。ポイント グループを使用すると、ポイント番号、ポイント名、ポイントの標高、未処理(フィールド)または完全な注釈などの特徴別にポイントのグループを作成できます。
また、ポイント グループは、図面内でポイントを表示する方法の制御に重要な役割を担っています。共通の表示特性を持つ複数のポイントがある場合、ポイント スタイルとポイント ラベル スタイルを各ポイントに個別に割り当てる代わりに、すべてのポイントを対象にポイント グループを使用してスタイルを特定できます。さらに、ポイント グループを使用すると、個別のポイントではなく、すべてのポイントを対象にポイント スタイルまたはポイント ラベル スタイルを一括してすばやく変更できます。
ポイント グループの表示順序、ポイント グループの既定のスタイル、およびポイント グループの優先スタイルはすべてポイントの表示方法に影響する可能性があります。
ポイント グループは、ポイントがポイント グループに属するために満たす必要がある基準を記述したプロパティで定義します。このプロパティには、ポイント番号、名前、ポイントの未処理注釈、完全な注釈、または標高などがあります。指定された条件に一致するポイントはポイント グループのポイント リストに追加されます。
ポイント グループは、それに属するポイントを作成する前に作成することも、後に作成することもできます。ポイント リストは動的に更新されます。そのためユーザーは、ポイント リストに影響を与えるような変更が発生するたびに、そのことを把握することができます。
_すべてのポイント ポイント グループは図面を作成すると自動的に作成されます。_すべてのポイント ポイント グループは[プロスペクター]タブの[ポイント グループ]コレクションの下に他の図面ポイント グループとともに一覧表示されます。
図面ポイントを作成すると、_すべてのポイント ポイント グループのポイント リストに追加されます。図面ポイントを削除すると、_すべてのポイント ポイント グループのポイント リストから削除されます。ポイントは図面内の他のポイント グループに属することができますが、常に _すべてのポイント ポイント グループのメンバーです。
_すべてのポイント ポイント グループには、次の役割があります。
_すべてのポイント ポイント グループ ポイント リストは自動管理されるため、[ポイント グループ プロパティ]ダイアログ ボックスの[ポイント グループ]、[未処理注釈で照合]、[ポイントの選択]、[除外]、および[クエリー ビルダー]タブを使用してポイント グループのプロパティを変更することはできません。ただし、[情報]タブと[優先]タブを使用して、スタイルや優先設定などのプロパティを変更できます。