Autodesk Civil 3D のリボンは、コマンドや機能にアクセスするための主要なユーザ インタフェースです。
リボンで使用できるコマンドはタブに分類されています。各タブは一連のパネルに編成されています。
リボンは、既定でオン(表示)になっており、RIBBON[リボン表示]および RIBBONCLOSE[リボン非表示]コマンドを使用して、表示/非表示を切り替えることができます。
リボン タブには固定とコンテキストの 2 つの基本タイプがあります。
固定リボン タブは、リボンをオンにすると必ず表示されます。
コンテキスト リボン タブは、オブジェクトを選択したり、オブジェクト固有のコマンドを実行すると自動的に表示されます。
コンテキスト タブには、現在選択しているオブジェクトに関連するコマンドが配置されています。ほとんどのコンテキスト タブは、オブジェクトを選択解除するだけで閉じることができます。
複数のタイプのオブジェクトを同時に選択すると、[複数]コンテキスト タブがリボンに表示されます。たとえば、パイプ ネットワーク オブジェクトと線形オブジェクトを同時に選択した場合、[複数]コンテキスト タブが表示されます。
Autodesk Civil 3D コンテキスト リボンには[起動パッド]パネルがあり、ワークフローで次に使用する可能性のあるコマンドにアクセスできます。
たとえば、線形オブジェクトを選択すると、[線形]コンテキスト タブが表示されます。[線形]コンテキスト タブの[起動パッド]パネルでは、今後使用する可能性のあるさまざまなコマンドを使用できます。たとえば、線形からコリドー、交差点、またはデータ ショートカットを作成することができます。
座標系を図面に割り当てると、[地理的位置]リボン タブがリボンに表示されます。