グリップを使用してレイアウト縦断を編集するには

視覚的な設計キューを使用して曲線および接線の再配置や修正を行う場合は、編集グリップを使用します。条件付きのツールを使用して縦断図形を作成した場合は、編集グリップの中に一部使用できないものがあります。たとえば、片側固定曲線を固定接線または片側固定接線にアタッチする場合、編集グリップを使用して 2 つの図形の PVI を編集することはできません。

チュートリアルの実習: レイアウト縦断を編集する

1. 縦断ビューの縦断オブジェクトをクリックします。縦断タイプが静的である場合、編集グリップは接線および縦断曲線に表示されます。グリップの動作は、グリップの種類によります。

   グリップの種類	動作
   勾配変移点(PVI)	隣接した接線の勾配および長さを変更して、PVI を移動します。 曲線の長さおよび半径を維持します。 [ORTHO]モードをオンにして、PVI を水平または垂直に移動します。
   接線の終点	勾配を維持したまま、接線の長さを調整します。隣接した接線の勾配を修正します。 曲線の長さおよび半径を維持します。
   接線の終点	接線の長さと勾配を同時に調整します。隣接した接線の勾配を修正します。
   接線の中点	長さまたは勾配を変更せずに、接線全体を移動させます。 隣接した PVI の位置および隣接した接線の勾配を変更します。 半径および隣接した曲線の長さを保存します。
   曲線の終点	接線勾配または PVI の位置に影響を与えること無く、接線に沿って終点を移動させます。 中点が PVI の近くに残るように、両方の曲線の終点の位置を変更します。 曲線の長さおよび半径を変更します。
   曲線の中点	必要に応じて、曲線の長さ、半径、および両端点の位置を変更し、曲線の通過点を移動させます。 PVI の位置は、影響を受けません。 曲線が編集されたら、このグリップは新しい中点に移動します。

2. 移動したいグリップを決めて、1 回クリックします。グリップの色が水色から赤に変わります。
3. グリップを新しい位置にドラッグし、クリックしてそこに配置します。マウス ポインタを動かすとグリップも同じ方向に移動します。ただし、グリップ タイプにより移動可能な範囲が決まっています。
   注: グリップを選択すると、ダイナミック入力、または[縦断図形]ビスタまたは[縦断レイアウト パラメータ]ダイアログ ボックスを使用して、グリップの正確な属性値を入力できるようになります。