データセットを ArcGIS にセーブ バックするには

ArcGIS データを Civil 3D 図面に取り込んでからオブジェクトを修正する場合、データ ソース マネージャで[セーブ バック]オプションを使用して、ArcGIS をその変更内容で更新することができます。

変更内容を ArcGIS にセーブ バックするには、編集権限を持っている必要があり、データセットが編集可能である必要があります。詳細については、「ArcGIS とデータを交換するために必要なロールと権限について」を参照してください。

注: ArcGIS にセーブ バックするときに座標オフセットの問題が発生しないようにするには、EPSG コードを持っている座標系を使用します。

ArcGIS にセーブ バックするには

  1. [挿入]タブ [ArcGIS]パネル [データ ソース マネージャ] 検索をクリックします。

    [データ ソース マネージャ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. セーブ バックするデータセットの横にあるチェックボックスをオンにします。
  3. [セーブ バック]をクリックします。

    コンテンツをセーブ バックして ArcGIS の既存データを上書きするかどうかを確認できるようにするために、メッセージ ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [続行]をクリックして続行します。
  5. 現在 ArcGIS にサインインしていない場合は、サインイン ダイアログ ボックスが表示されます。ArcGIS にサインインして続行します。

ArcGIS への変更内容のセーブ バックのサポート

ArcGIS データセットを読み込んで作成されるオブジェクト タイプの中には、元の ArcGIS 画層にセーブ バックできないものがあります。後で変更内容をセーブ バックできるようにする場合は、ArcGIS データセットを図面に取り込むときに、セーブ バックをサポートする Civil 3D オブジェクト タイプを作成することができます。

ArcGIS フィーチャ タイプ 示されている Civil 3D オブジェクトとして読み込み セーブ バックのサポート
ポイント 構造物 はい
ポイント COGO ポイント はい
ポリゴン 区画 はい
ポリゴン 計画線 いいえ(N)
ポリゴン COGO ポイント いいえ(N)
線分 線形 はい
線分 COGO ポイント いいえ(N)
線分 自然流下式パイプ はい
注: 3 つ以上の頂点があるパイプを ArcGIS にセーブ バックすることはできません。
線分 計画線 はい
ラスター データ イメージまたはサーフェス いいえ(N)