投影加工のトラブルシューティング

  1. ほぼ垂直な側面の仕上がりが不適切 - ほぼ垂直なサーフェスの仕上げでは、サーフェスの一部に他の箇所よりも大きなスカラップができることがあります。次のように対処します。
    • 固定された、平坦なステップオーバー距離の代わりに、スカラップ ステップオーバー を使用します。これにより、モデルのサーフェス上でのスカラップ ハイトが一定になります。下記の 3 を参照してください。
    • サーフェスを 面沿い加工 で仕上げます。
    • 投影手法を使用して、別の方向でサーフェスを仕上げます。急傾斜を横切って加工するのではなく、上向きに仕上げます。サーフェス加工フィーチャーの一部のみを加工する場合、ストック カーブ を使用します。
    • 同じ方法でもう一度サーフェスを仕上げます。ただし、ステップオーバー の値を大幅に小さくします。ステップオーバー は、ツールパスの工具中心軌跡から、次のツールパスの工具中心軌跡への距離です。XY 平面でこの距離を算出してから、ツールパスがフィーチャーのサーフェスに投影されます。スカラップ ハイト が選択されている場合、このプロパティは適用されません。
  2. ツールパスがサーフェスのエッジを越えてしまう 投影加工ツールパスが目的のサーフェスのエッジを超えて延長される場合、サーフェスの投影が原因である可能性があります。投影ガイド サーフェスをチェックし、必要に応じて修正する必要があります。
  3. 垂直な側面の仕上がりが不適切 - 投影手法では、垂直な側面は加工されません。垂直な側面を仕上げるには、面沿い加工、または、等高線仕上げ を使用します。