[図面]タブのリファレンス([ドキュメントの設定])

アクティブな図面ファイルまたはテンプレートのオプションを設定します。

新機能の紹介: 2021.1、2022

すべての新規図面についてこの設定を既定とするには、図面テンプレートでこのオプションを設定します。

操作方法

リボン: [ツール]タブ [オプション]パネル [ドキュメントの設定] ダイアログボックスで、[図面]タブをクリックします。

[更新を保留]

オンにすると、アクティブな図面の自動更新が抑止されます。モデルが変更されたら図面を自動的に更新するには、このチェックボックスをオフにします。

注:

オンにすると、[ビューを配置]タブの多くのコマンドが無効化されます。[穴注記]と[穴テーブル](Inventor では、これに加えて[曲げ注記]、[バルーン]、および[パーツ一覧])は、[注釈]タブでは使用できません。
テンプレートに[更新を保留]を設定した場合、このテンプレートから作成された図面にはビューを配置することができません。
[更新を保留]は図面ノードの右クリックメニューからも設定できます。

[クロスハッチングをクリップ]

図面注記でハッチングを破断する場合にオンにします。

注:

[自動中心線]

[中心線の設定]ダイアログボックスが開き、図面ビューに対する自動中心線についての既定を設定できます。詳細については、「自動中心線の設定」を参照してください。

[無効な注記]

注記がアタッチされているコンポーネントが削除または置換される(および Inventor では上下の階層に移動される)と、その注記が無効になることがあります。

[ハイライト表示]: オンにすると、アクティブな図面ファイルで、無効な寸法やアタッチを失っているその他の注記にマークが付けられます。

[無効な注記を保存]: オンにすると、ジオメトリからアタッチ解除された注記が保持されます。

[フィーチャに基づく注記キャプチャの色]: フィーチャに基づく無効な注記に一意の色を指定します。ここで指定した色を基に、削除したり置換する注記を特定することができます。

これ以外の無効な注記を選択することができます。有効な基準点への再接続を試行するには、右クリックし、[注記に再接続]を選択します。

[陰影付きのビュー]

[ビットマップを使用]: 陰影付きのビューにビットマップを使用する頻度として[常に実行]または[オフラインのみ]を設定します。容量を増やし、パフォーマンスの向上を図るには、[常に選択]を選択します。

[ビットマップの解像度]: 陰影付きのビューのイメージ品質を設定します。ファイルサイズ、グラフィックスの外観、および印刷品質に影響が生じます。矢印をクリックし、一覧から選択します。

注: 高解像度に設定すると、パフォーマンスに影響が生じます。陰影付きビューの大きなモデルまたは複雑なモデルの場合、[ビットマップを使用]ドロップダウンメニューで、[ビットマップの解像度]を低くするとともに[常に実行]を選択します。この設定により、メモリの消費を抑えられます。

[反射環境]

非 IBL 照明がモデルで使用されている場合に、図面ビューで使用する反射マップを指定します。

注: モデルの照明が図面ビューに与える影響の詳細については、「図面ビューを使用するには」を参照してください。

[アプリケーションオプションを使用]: 図面のシェーディングビューで、モデリング環境で使用する反射環境と同じ環境を使用するには、このオプションを選択します。IBL イメージ以外の反射環境を使用するには、モデル環境で非 IBL 照明スタイルを使用する必要があります。

[参照]: モデル環境の反射イメージに関係なく、図面ビューで使用する特定の反射環境を選択します。

[鏡面反射効果を適用]: 選択すると、面の上の材料が反射材料の場合、[反射環境]マップが適用されます。

[寸法の更新]

[寸法値の位置合わせ]: ジオメトリの更新時に角度寸法および長さ寸法に合わせて文字位置を調整します。

[ビュー位置]: シート上の文字位置を維持します。

[シート位置と中心の保持]: 他のすべての寸法のシート上の位置を保持しながら、中心に位置合わせされた寸法の配置を保持します。

[寸法線の比率]: すべての寸法の文字位置を寸法線に対して相対的に保持します。

[図面内のプロパティ]

[その他のカスタムモデル iProperty ソース]: カスタムモデル iProperty を含むファイルを指定し、[カスタムプロパティ: モデル]リストにカスタムプロパティの名前を追加します。その後、図面またはテンプレート内でプロパティを使用することができます。

矢印をクリックして一覧からファイルを選択するか、[参照]をクリックしてファイルを選択します。

[モデル iProperty 設定をコピー]を選択すると、[モデル iProperty 設定をコピー]ダイアログボックスが開きます。コマンドをクリックし、図面にコピーするモデル iProperty をクリックします。

注: コピーされたモデル iProperty は、パーツ一覧、表題欄、およびモデルまたは図面 iProperty にアクセスするその他の注記内で使用できます。