部品表数量の概要

数量は、アセンブリで使用されているコンポーネントの数量を記述する算出プロパティです。

これらのプロパティは、次の数量プロパティを定義します。

計算された数量値をオーバーライドして、静的量の値を入力することができます。オーバーライド値は濃い青色で表示されます。

項目数量は、コンポーネントのインスタンス数です。項目数量は読み取り専用のプロパティです。

ヒント: このプロパティは、既定の部品表に含まれていません。

単位数量とは、1 つのコンポーネントを構成する各インスタンスがそれぞれ合計数量に加算する量のことです。コンポーネントのインスタンス数によって数量が表されるコンポーネントでは、各値の単位数量が使用されます。一部のコンポーネントは、物理的な側面に基づいて数量化されます。こうした物理的な側面(ワイヤ、グリース、カット長鋼、パイプなど)の場合、パラメータから派生した単位数量が使用されます。

単位数量は、基準数量と基準単位の 2 つのプロパティで構成されます。基準数量とは、単位数量の原値となるパラメータです。既定では、コンポーネントの基準数量は[各値]です。基準単位は、単位数量を表す際に使用する単位です。

合計数量とは、単位数量に項目数量を乗算したものです。

注: 合計数量は、標準的なパーツ一覧に表示される数量プロパティです。

部品表構成が[規格]、[一体]、または[購入]のコンポーネントのインスタンスごとに、数量行に 1 が加算されます。参照コンポーネントおよび親である[参照]、[一体]、および[購入]の子は、数量に加算されません。