ハーネス データから抽出されたプロパティとプロパティ値が表示されます。表示される情報が、レポートに含まれます。テーブルの各列は、指定して追加する必要があります。列に表示されるエントリは、[フィルタ]タブで指定したオブジェクト タイプによって異なります。
アクセス: |
[レポート ジェネレータ]ツールバーの[設定ファイルを編集] をクリックし、編集する。cfg ファイルを選択して、[テーブル]タブをクリックします。 |
[列見出し] |
列見出しのテキストを設定します。「参照指定」や「部品番号」などの任意の文字列を入力します。 |
[リンク タイプ] |
プロパティ値をメイン オブジェクトから派生させるか、関連付けられたオブジェクトから派生させるかを指定します。リンク タイプに設定すると、プロパティ値は関連付けられたオブジェクトから取得されます。入力ボックス内をクリックして、リストからリンク タイプを選択します。既定では、リンク タイプは[NONE]です。 リンク タイプ セルで使用可能な値は、[フィルタ]タブで選択したオブジェクトによって異なります。ワイヤなどの単一のハーネス オブジェクトを[フィルタ]タブで選択した場合、そのオブジェクトで使用可能なすべてのリンク タイプがドロップダウン リストに表示されます。複数のオブジェクトをフィルタしている場合は、リンク タイプがサポートされないため、値は[NONE]になります。ただし、ワイヤとケーブル ワイヤのオブジェクトのペアと、パーツとスプライスのオブジェクトのペアについては、この限りではありません。これらのハーネス オブジェクトのペアは、同じリンク タイプ セットを持つため、すべてのリンク タイプがテーブルに表示されます。 |
[名前] |
レポートに値を書き込むプロパティの名前を設定します。Appearance や Gauge などの単一のプロパティを入力するか、レポート ジェネレータで関数を有効にするキーワードを入力します。 有効なキーワードには、任意の予約済みプロパティ、推奨プロパティ、必須プロパティ、カスタム プロパティがあります。キーワードによって提供される情報を含めるには、列を追加します。たとえば、Count Rows キーワードを使用する場合は、Row Number などの列をテーブルに追加します。レポート ジェネレータが認識する特別なキーワードは、次のとおりです。 Quantity は、パーツの数や合計長などの数量データを表示します。たとえば、数量情報を取得するには、Quantity と入力します。[プロパティ データ]行は、[NO]に設定します。 ColumnNumber*ColumnNumber は、列の乗算を実行します。たとえば、列 4 と列 5 を乗算するには、4*5 と入力します。[プロパティ データ]行は、[NO]に設定します。 ColumnNumber+ColumnNumber は、列の加算を実行します。たとえば、列 1 と列 3 を加算するには、1+3 と入力します。[プロパティ データ]行は、[NO]に設定します。 Count Rows は、行の数をカウントし、Count Rows 列の各行に行番号を指定します。[プロパティ データ]行は、[NO]に設定します。 <constant>では、任意の列の[名前]フィールドに、任意の文字列または定数を指定します。[プロパティ データ]行は、[NO]に設定します。 |
[列幅] |
列の幅を設定します。入力ボックス内をクリックして、値を入力します。列の幅は、自動的には調整されません。最長の列見出しまたは名前フィールドに合わせるには、列を手動で調整します。 |
[小計機能] |
最終行(列合計)に配置する値を設定します。この値は、数値の合計、データを含む行数、なし(代替名)のいずれかにすることができます。ボックス内をクリックして、オプションを選択します。[NONE]、[SUM]、[COUNT]のオプションがあります。既定は[NONE]です。 |
[プロパティ データ?] |
この列に表示されるデータがハーネス プロパティであるかどうかを指定します。プロパティ名が定数または特殊なキーワードである場合は、[NO]を選択します。入力ボックス内をクリックして、一覧から選択します。既定では[YES]です。 |
[単位] |
その列で使用する単位を指定します。既定では、Autodesk Inventor の単位の設定が使用されます。入力ボックス内をクリックして、一覧から選択します。すべての行の既定の設定は[DEFAULT]で、親ハーネス アセンブリに対して設定された単位が読み込まれます。データ タイプが長さである場合は、[切り上げ]行に切り上げ値が表示されます。 |
[切り上げ] |
ワイヤおよびセグメントの長さに使用する切り上げ値を指定します。指定できる値は[単位]の設定によって異なります。入力ボックス内をクリックして、一覧から選択します。ハーネス設定で切り上げ値を設定するため、レポート内のワイヤやケーブルの長さとハーネス アセンブリが一致するように、この設定は[NONE]にしておくことをお勧めします。 |
[単位を印刷?] |
単位の接尾語をレポートに出力するかどうかを設定します。入力ボックス内をクリックして、[YES]または[NO]を選択します。既定では[YES]です。 |
[列を印刷] |
この特定の列をレポートに出力するかどうかを設定します。入力領域をクリックして、[YES]または[NO]を選択します。既定では[YES]です。 |
[列挿入] |
テーブルに列を追加します。列を挿入する位置を指定します。 |
[列を削除] |
選択した列をテーブルから削除します。削除する列の番号を指定します。 |
リンク タイプは、ピンやパーツなどのオブジェクト タイプに関する情報を、ワイヤなど別のオブジェクト タイプ(ワイヤなど)についてのレポートを実行しているときに取得するために使用します。
この情報を取得するために、リンク タイプを使用すると、ワイヤからこれに関連付けられているオブジェクトを経由し、次にピンを経由して、パーツに関する必要なプロパティ値が取得されます。
たとえば、ワイヤ レポートを実行するときに、ワイヤの両端 のコネクタから参照指定または部品番号プロパティを取得するには、リンク タイプ GETPART1 と GETPART2 を使用します。電気部品についてレポートを実行すると、レポート ジェネレータにより、ハーネス アセンブリの電気部品情報が自動的に解析されます。パーツに関連付けられているハーネス オブジェクトに関する情報を取得するには、リンク タイプを使用します。たとえば、電気部品のピンに関する情報を取得するには、GETPINS を使用します。パーツ 1 からピン 1 を経由し(GETPINS)、ワイヤ 1 を経由して(GETWIRES)、パーツ 1 から最も遠い終端のピン(PIN2)に至る階層を横断するには、リンク タイプ GETPINSGETWIRESGETPIN2 を使用します。このリンク タイプは GETPINSGETWIRESGETPART2 に似ていますが、パーツに関する情報を取得するために階層を横断する点が異なります。
既定では、リンク タイプは[NONE]です。
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セグメント |
ワイヤ |
ピン |
パーツ |
ケーブル ワイヤ |
[スプライス] |
リンク タイプ |
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NONE |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
GETPART |
X |
|||||
GETPART1、GETPART2 |
X |
X |
||||
GETSEGMENTS |
X |
X |
||||
GETWIRES |
X |
X |
||||
GETPINS |
X |
X |
||||
GETPIN1、GETPIN2 |
X |
X |
||||
GETPINSGETWIRES |
X |
X |
||||
GETPINSGETWIRESGETPIN2 |
X |
X |
||||
GETPINSGETWIRESGETPART2 |
X |
X |
ケーブル&ハーネスのレポートで使用できるプロパティには、いくつかのタイプがあります。
必須 |
オブジェクトのダイアログ ボックスに明示的に表示されるプロパティです。各プロパティは、独自のタイトルとデータ入力フィールドを持ちます。オブジェクト定義を完了するには、これらのプロパティ値が必要となります。必須プロパティのデータ タイプは固定されています。例: ライブラリ ワイヤの外径。 |
予約済み |
オブジェクトのダイアログ ボックスに明示的に表示されるプロパティです。各プロパティは独自のタイトルとデータ入力フィールドを持ちますが、値の入力は必須ではありません。予約済みプロパティのデータ タイプは固定されています。例: 参照指定、部品番号 |
推奨 |
[カスタム]タブの[名前]ドロップダウン リストに、使用可能な定義済みプロパティ名がリストされます。これらのプロパティは、1 つずつ明示的に追加する必要があります。プロパティ名とデータ タイプを変更することはできませんが、それらを含めるかどうかと値をコントロールすることは可能です。推奨プロパティのデータ タイプは固定されています。例: 埋め込み長さ、クラス、最大長 |
カスタム(ユーザ定義) |
ユーザが入力するプロパティです。名前、データ タイプ、値を入力する必要があります。これらのプロパティは、必要に応じて削除したり、名前を変更することができます。データ タイプは変更可能です。例: パーツ定義のベンダー部品番号 |
内部 |
オブジェクトの配置または設定から取得されるプロパティ。名前と値は変更できませんが、オブジェクトのダイアログ ボックスには表示されます。内部プロパティのデータ タイプは固定されています。例: オカレンス ワイヤの長さ |
[レポート ジェネレータ]で使用できるプロパティと、既に定義されている可能性があるカスタム プロパティを、次に示します。
オブジェクト タイプ |
[プロパティ] |
説明 |
ピン |
[ピン名] |
パーツ内のピンの一意の名前です。 |
[埋め込み長さ] |
ピンが配置されているオブジェクト内のワイヤの長さを補正します。 |
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パーツ |
[部品名] |
パーツの名前です。 |
[埋め込み長さ] |
ピンが配置されているオブジェクト内のワイヤの長さを補正します。 |
|
参照指定 |
アセンブリ内のパーツの一意の識別子(参照指定子)です。ライブラリ パーツでは、通常は J? などの代替名です。 |
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ワイヤ |
[ワイヤ名] |
ライブラリ内のワイヤの一意の名前です。 |
外観 |
グラフィックス ウィンドウでのワイヤの表示外観です。 |
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[外径] |
ワイヤの物理的な外側の直径です。ワイヤが配線されるハーネス セグメントの直径を計算するために使用します。 |
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[部品番号] |
パーツの番号です。 |
|
[カテゴリ] |
ワイヤをケーブル&ハーネス ライブラリの論理グループにグループ化するために使用するユーザ定義タイプです。 |
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[ゲージ] |
American Wire Gauge です。ライブラリ ワイヤのコンダクタ サイズを指定するために使用することができます。 |
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[芯径] |
ワイヤの物理的な内(芯)径です。ライブラリ ワイヤのコンダクタ サイズを指定するために使用することができます。 |
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[曲げ半径] |
最小曲げ半径を決定するために、線径に乗算される係数です。 |
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[ケーブル] |
[プリンタ名] |
ケーブル&ハーネス ライブラリ内のケーブルの一意の名前です。 |
[外径] |
ケーブルの物理的な外側の直径です。ワイヤが配線されるハーネス セグメントの直径を計算するために使用します。 |
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[部品番号] |
パーツの番号です。 |
|
[曲げ半径] |
最小曲げ半径を決定するために、線径に乗算される係数です。 |
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パーツ オカレンス |
参照指定 |
アセンブリ内のパーツの一意の識別子(参照指定子)です。ライブラリ パーツでは、通常は J? などの代替名です。 |
ワイヤ オカレンス |
[ワイヤ ID] |
アセンブリ内のワイヤ オカレンスの一意の名前です。 |
[分離コード] |
比較できるように、タイプ別またはカテゴリ別にワイヤを分類するために使用します。 |
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[クラス] |
比較できるように、クラス別にワイヤとセグメントを分類するために使用します。 |
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[最大長] |
ワイヤの最大長さです。 |
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[ケーブル ID] |
ワイヤをケーブルにグループ化するために使用します。 |
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[調整後の長さ] |
ワイヤの長さに影響を与えるプロパティと設定に基づいて得られるワイヤの長さです。 |
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[長さ] |
ワイヤの元の長さです。 |
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ケーブル オカレンス |
[クラス] |
比較できるように、クラス別にワイヤとセグメントを分類するために使用します。 |
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[最大長] |
ケーブルの最大長さです。 |
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[ケーブル ID] |
ワイヤをケーブルにグループ化するために使用します。 |
セグメント |
[サービス ループ] |
ハーネス セグメントに含まれているすべてのワイヤ(ケーブル ワイヤ含む)に、延長分の長さを追加するために使用します。この長さは、セグメント長にも影響を与えます。ワイヤの延長分の長さは、レポートにのみ一覧表示されます。 |
[曲げ半径] |
最小曲げ半径を決定するために、セグメントの直径に乗算される係数です。 |
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[クラス] |
比較できるように、クラス別にワイヤまたはケーブルを分類するために使用します。 |
外観 |
グラフィックス ウィンドウでのセグメントの表示外観です。 |
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直径 |
計算値(編集不可)、または固定値にできます。固定値は編集できます。 |
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[最大径] |
ダイナミックなセグメントの直径は、エラーを発生させずにこの値まで大きくすることができます。 |
[調整後の長さ] |
調整後のセグメントの長さです。 |
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[長さ] |
セグメントの元の長さです。 |
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[スプライス] |
参照指定 |
アセンブリ内のパーツの一意の識別子(参照指定子)です。ライブラリ パーツでは、通常は J? などの代替名です。 |
[部品番号] |
パーツの番号です。 |
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[埋め込み長さ] |
ピンが配置されているオブジェクト内のワイヤの長さを補正します。 |