ロック セットは、金型の 2 つの分割面が正確に整合するようにします。[ロック セット]機能は、サイド ロックまたはインターロックを作成します。
ロック セット システムは、密接に適合するオスの部品とメスの部品で構成されています。金型の分割面の片方から繊細な栓が他方に突き出ている場合は、直線型のロックを使用します。それ以外の場合は、角度のあるインターロックを使用します。ロック セットには、サイド ロックとインターロックの 2 つのタイプがあります。
ロック セット システムは、密接に適合するオスの部品とメスの部品で構成されています。金型の分割面の片方から繊細な栓が他方に突き出ている場合は、直線型のロックを使用します。栓が問題にならない場合、角度のあるインターロックを使用することができます。ロック セットには、[サイド ロック] と [インターロック] の 2 つのタイプがあります。
サイド ロック
サイド ロックは、金型の外部で中心線の軸の垂直方向と水平方向に加工されます。ロック ポケットは、金型の 2 つの分割面がしっかりと固定して平行位置が実現されるように加工されます。典型的なサイド ロックのタイプは次のとおりです。
- [一般]サイド ロックは、インターロックしているキャビティとコアを持つ金型の場合に押し込み式で位置をそろえるようにします。
- [X シリーズ]サイド ロックは、2 つのパーティング ライン開口部を持つ金型の場合に、隣接した 3 つのプレート間の位置を押し込み式でそろえるようにします。この設計を使用すると、ストリッパ プレート タイプやフローティング プレート タイプの金型にあるインターロック キャビティ/コアを密接させて位置をそろえることができます。
- [自己潤滑]サイド ロックは、グラファイト プラグにより一定した潤滑を実現し、グリース ラインのメンテナンスや汚染に伴う負担を軽減します。
インターロック
インターロックは、金型の分割面の位置をそろえるだけでなく、コアとキャビティをロックします。インターロックには、円形テーパとテーパ バーの 2 つのタイプがありますテーパ インターロックは、金型の分割面や金型プレート、個々のキャビティ/コアの位置をそろえる押し込み式の金属間金型レジストリを実現します。適切な位置関係を維持し、金型の分割面に生じる熱膨張を許容します。オスとメスの取り付けポケットは、正確に位置をそろえ、フラットで、パーティング ラインに対して平行であるようにしてください。
図 1.テーパ バー インターロック
図 2.円形テーパ インターロック