[ジョイントを作成]のリファレンス

新機能の紹介: 2023.1

アセンブリ ジョイントを使用して、コンポーネントを配置し、自由度を完全に定義します。

操作方法

リボン: [アセンブリ]タブ [関係]パネル [ジョイント]

[ジョイント]コマンドは、位置と運動をコントロールする関係を作成します。端点、中点、中心点を選択して、関係を作成することができます。

[ジョイント]タブ

タイプ

[自動]
原点を選択することで、次のジョイント タイプのいずれかに決定します。
  • 選択した 2 つの原点が円の場合は、[回転]が選択されます。
  • 選択した 2 つの原点が円柱上の点の場合は、[円柱状]が選択されます。
  • 選択した 2 つの原点が球上の点の場合は、[玉]が選択されます。
  • その他の原点を選択した場合は、[リジッド]が選択されます。

接続要件が分かっている場合は、次の定義済みのジョイント タイプのいずれかを選択できます。

[リジッド]
コンポーネントを配置し、自由度をすべて除去します。このジョイント タイプは、移動しないコンポーネントに使用します。リジッド ジョイントの例として、溶接接続とボルト締結接続が挙げられます。

[回転]
コンポーネントを配置し、回転自由度を 1 つ指定します。ユーザ指定の限界値をサポートしています。回転ジョイントの例として、ヒンジと回転レバーが挙げられます。

[スライダ]
コンポーネントを配置して、移動自由度を 1 つ指定します。ユーザ指定の限界値をサポートしています。スライダ接続の例として、トラック内で移動するスライド ブロックが挙げられます。

[円柱状]
コンポーネントを配置し、1 つの移動自由度と 1 つの回転自由度を指定します。ユーザ指定の限界値をサポートしています。円柱状ジョイントの例として、穴の中の軸が挙げられます。

[平面]
コンポーネントを配置し、直線に垂直な 2 つの移動自由度と 1 つの回転自由度を指定します。このジョイントは、平面上にコンポーネントを配置する場合に使用します。コンポーネントは平面上で回転またはスライドすることができます。ユーザ指定の限界値をサポートしています。

[玉]
コンポーネントを配置し、回転自由度を 3 つ指定します。ユーザ指定の限界値をサポートしています。玉ジョイントの例として、玉とソケット ジョイントが挙げられます。

[ギャップ]

[ギャップ値]
接続したコンポーネントが互いにオフセットされる距離を指定します。

名前

ブラウザで接続の一意の名前を作成します。名前を入力することができます。空白のままにすると、既定の名前が自動的に作成されます。

[省略]

ジョイントを省略する場合にオンにします。

接続

1 番目の原点
1 番目のコンポーネントの端点、中点、中心点を選択します。最初に選択した原点は、グラフィックス ウィンドウの選択ボタンのカラーバーと同じ色でプレビューされます。最初に選択したコンポーネントは、2 番目に選択したコンポーネントに合わせて移動します。
2 番目の原点
2 番目のコンポーネントの端点、中点、中心点を選択します。2 番目に選択した原点は、グラフィックス ウィンドウの選択ボタンのカラーバーと同じ色でプレビューされます。
[接続を反転]
コンポーネントの方向を反転します。
[最初にパーツをクリック]
選択できるジオメトリを 1 つのコンポーネントに限定します。コンポーネント間の距離が近いときや、コンポーネントの一部が、もう 1 つのコンポーネントに隠れてしまっているときに使用します。選択モードに戻るには、このチェック ボックスをオフにします。

整列

[最初の位置合わせ]
最初のコンポーネント上の方向ベクトルの面またはエッジを選択します。
[2 番目の位置合わせ]
2 番目のコンポーネント上の方向ベクトルの面またはエッジを選択します。
[位置合わせを反転]
位置合わせの方向を反転します。

アニメーション

選択すると、グラフィックス ウィンドウで移動コンポーネントのジョイントの動作が再生されます。
[変更時]
選択すると、ジョイント タイプの変更時にジョイントの動作がプレビューされます。このチェック ボックスをオフにすると、自動プレビューは無効になります。

[制限]タブ

角度

[開始]
接続回転運動の最小範囲を設定します。このチェック ボックスをオンにするとアクティブになります。このチェック ボックスをオフにすると非アクティブになります。指定された値は、チェック ボックスをオフにしたときも保持されます。
Current
一時静止位置を設定します。この位置はオーバーライドされる可能性があります。
[終了]
ジョイント回転運動の最大範囲を設定します。このチェック ボックスをオンにするとアクティブになります。このチェック ボックスをオフにすると非アクティブになります。指定された値は、チェック ボックスをオフにしたときも保持されます。

線形

[開始]
ジョイント移動運動の最小範囲を設定します。このチェック ボックスをオンにするとアクティブになります。このチェック ボックスをオフにすると非アクティブになります。指定された値は、チェック ボックスをオフにしたときも保持されます。
Current
一時静止位置を設定します。この位置はオーバーライドされる可能性があります。
[終了]
ジョイント移動運動の最大範囲を設定します。このチェック ボックスをオンにするとアクティブになります。このチェック ボックスをオフにすると非アクティブになります。指定された値は、チェック ボックスをオフにしたときも保持されます。