図面ビュー内のサーフェスを使用するには

図面ビューで最適な結果を得るためにサーフェスを表示および非表示にする方法、および注釈をサポートする方法を説明します。

サーフェスのみで構成されるパーツ ファイルのビューを作成する場合、[表示]に設定されているサーフェスのみが図面ビューに表示されます。ビューの作成後、[非表示]に設定されている該当パーツ ファイルのサーフェスは、図面ファイルで表示されなくなります。

図面ビューを作成した後、サーフェスを図面ビューに含めたり図面ビューから除外することができます。ファイルの内容がサーフェスだけである場合、サーフェスが図面ビューに自動的に含められます。

図面ビューには開いたサーフェスや閉じたサーフェス、モデル サーフェス、厚みを付けたサーフェス、派生サーフェスを含めることができます。コンストラクション サーフェスを図面ビューに含めることはできません。コンストラクション サーフェスを図面ビューに含めるには、最初に[オブジェクトをコピー]を使用して、コンストラクション サーフェスをパーツ環境に配置する必要があります。

ソリッドとサーフェスが混在するモデルの図面ビュー

ソリッドとサーフェスまたはメッシュのパーツが混在するアセンブリのベース ビューを配置する場合は、[開く]ダイアログ ボックスの[修復]タブで、必要に応じて含めるオプションや除外するオプションを選択します。

子ビュー内のサーフェス

ベース(親)ビューを作成しサーフェスを含めたまたは除外した後、新たに作成される子ビューは同じ表示設定の特性を継承します。

子ビューが既に存在する場合、親ビューでサーフェスを含めたり除外しても、子ビューは更新されません。各子ビューに個別でサーフェスを含めるか除外する必要があります。

断面図および部分断面図では、サーフェスによって定義されたリージョンにハッチングは表示されません。ハッチングはソリッド ボディ上にのみ表示されます。

サーフェスのエッジと注釈

サーフェスのエッジとモデルのエッジにエッジ プロパティを適用できます。

サーフェスをビューに含めた後で、サーフェスのビューのエッジに注記を適用できます。パーツ一覧の数量に関しては、サーフェスはパーツと別にはカウントされません。

ソリッド ボディとサーフェスの両方で構成されるビューを作成する

ソリッド ボディとサーフェスで構成されるパーツのビューを作成する場合、既定では、ソリッド ボディはビューに含められますが、サーフェスは含められません。

子ビューにサーフェスを含めるか含めないかは、ベース(親)ビューの場合と同じです。子ビューを作成した後で親ビューにサーフェスを含めたり親ビューからサーフェスを除外しても、これらは子ビューに反映されません。

  1. リボンで、[ビューを配置]タブ [作成]パネル [ベース]の順にクリックします。
  2. [図面ビュー]ダイアログで、ソリッドとサーフェスが混在するパーツで構成されるパーツ(または Inventor ではアセンブリ ファイル)を選択します。
  3. [コンポーネント]タブで、[リプレゼンテーション]、[尺度]、[ラベル]、[スタイル]を指定します。
  4. [モデル]タブで、[参照データ]および有効な場合は溶接の情報を指定します。
  5. [表示]タブで、ビューに使用する表示オプションを指定します。
  6. [修復オプション]タブで、サーフェス、メッシュ ボディ、作業フィーチャを含めるかどうかを指定します。

サーフェスを含むがソリッド ボディを含まないビューを作成する

サーフェスを含むがソリッドを含まないビューを作成する場合、グラフィックス ウィンドウ内のビューに自動的にサーフェスが含められます。ベース(親)ビューでの含めるまたは除外の指定に基づいて、従属ビューでサーフェスが含められるまたは除外されます。

  1. リボンで、[ビューを配置]タブ [作成]パネル [ベース]の順にクリックします。
  2. [図面ビュー]ダイアログで、[ファイル]ボックス上の矢印をクリックし、サーフェスのみで構成されるパーツ ファイルを選択します。
  3. [コンポーネント]タブで、[リプレゼンテーション]、[尺度]、[ラベル]、[スタイル]を指定します。
  4. [モデル]タブで、[参照データ]および有効な場合は溶接の情報を指定します。
  5. [表示オプション]タブで、ビューに使用する表示オプションを指定します。
  6. [修復オプション]タブで、サーフェス、メッシュ ボディ、作業フィーチャを含めるかどうかを指定します。

既存のビューを編集してサーフェスを含める、または除外する

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