プレゼンテーション ストーリーボードを作成し、モデルをアニメーション表示するには

アニメーションは、1 つまたは複数のストーリーボードのタイムライン上に配置されたアクションで構成されます。アニメーションは、ビデオをパブリッシュしたり、スナップショット ビューのシーケンスを作成するために使用されます。

新機能の紹介: 2023

コンポーネントの移動または回転、コンポーネントの表示設定または不透明度の変更、カメラの位置の変更などのアクション タイプを作成することができます。アクションは、再生ヘッドの位置にあるストーリーボード タイムラインに追加されます。

注: コンポーネントの外観の割り当ては、ストーリーボードごとに変更することができます。コンポーネントの外観の変更は、アクションではないためタイムラインに配置されません。

ストーリーボードを作成するには

  1. 新しいストーリーボードを作成するには、複数の方法があります。
    • リボンの[プレゼンテーション]タブ [ワークショップ]パネルで、[新規ストーリーボード]をクリックする。
    • [ストーリーボード]パネルで、[ストーリーボード]タブを右クリックし、[新規ストーリーボード]をクリックする。
    • [ストーリーボード]パネルで、[ストーリーボード]タブの横にある + をクリックして、[新規ストーリーボード]ダイアログを表示する。
    • ストーリーボードが複数ある場合は、ソース ストーリーボードにするストーリーボードを選択します。ソース ストーリーボードは、新規作成するストーリーボードの初期設定となります。
  2. [新規ストーリーボード]ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

      [ストーリーボードのタイプ]で、次の中から選択します。

    • [前回の最後から開始]

      選択したストーリーボードの横に新しいストーリーボードを挿入します。ソース ストーリーボードの最後を基点としたコンポーネントの位置、表示設定、不透明度、カメラ設定に基づいて、新しいストーリーボードの初期状態が決定します。

    • [クリーン]

      現在のシーンで使用されているデザイン ビュー リプレゼンテーションに基づいたモデル設定とカメラ設定でストーリーボードを開始します。アクションは継承されません。新しいストーリーボードのタブがストーリーボードのリストの末尾に追加されます。

      [ストーリーボード名]:

    • 使用するストーリーボード名を指定します。既定では、ストーリーボードは汎用名と順次番号を取得します。
  3. [OK]をクリックします。新しいストーリーボードが作成されてアクティブになります。

アニメーションの事前設定

スクラッチ領域を使用して、カメラ位置と方向を設定し、コンポーネントの表示設定または不透明度の設定を指定します。スクラッチ領域のアクションはタイムラインに表示されません。

  1. ストーリーボードを選択または作成します。
  2. アクションを記録せずに、モデルおよびカメラの初期状態を設定するには、再生ヘッドをスクラッチ領域にドラッグするか、[スクラッチ領域]アイコンをクリックします。次の手順を実行します。
    • コンポーネントの表示設定を変更するには、グラフィックス ウィンドウまたはブラウザでコンポーネントを選択し、右クリックして[表示設定]をクリックします。
      注: スクラッチ領域内で非表示にしたコンポーネントの表示設定を編集するには、モデル ブラウザからコンポーネントにアクセスし、設定を変更します。
    • コンポーネントの不透明度を変更するには、グラフィックス ウィンドウまたはブラウザでコンポーネントを選択し、[不透明度]をクリックします。[不透明度]ミニ ツールバーを使用して、[不透明度]の値を指定します。
    • カメラの位置を変更するには、ViewCube またはその他のナビゲーション ツールを使用して、カメラ設定を変更します。リボンで、[プレゼンテーション]タブ [カメラ]パネル [カメラをキャプチャ]の順にクリックします。
      注: スクラッチ領域のカメラ位置を変更するには、[カメラをキャプチャ]のプロセスを繰り返します。

ストーリーボード タイムラインにアクションを追加するには

  1. アクションをストーリーボード タイムラインに記録するには、タイムライン上の目的の位置に再生ヘッドを移動します。再生ヘッドの位置に基づいて、コンポーネント アクションの開始時間、およびカメラ アクションの終了時間が設定されます。
    ヒント:
    • 再生ヘッドが表示されない場合は、タイムライン上の点をクリックします。
    • 現在のストーリーボードの先頭に再生ヘッドを移動するには、[ストーリーボードの先頭に戻る]をクリックします。
    • 現在のストーリーボードの末尾に再生ヘッドを移動するには、[ストーリーボードの最後に戻る]をクリックします。
  2. コンポーネント設定またはカメラ設定を変更します。
    • コンポーネントを移動または回転するには、[コンポーネントをツイーク]コマンドを使用します。
    • カメラ設定を変更するには、ViewCube またはその他のナビゲーション ツールを使用して、モデルの目的のビューを表示します。リボンで、[プレゼンテーション]タブ [カメラ]パネル [カメラをキャプチャ]の順にクリックします。
    • コンポーネントの不透明度を変更するには、グラフィックス ウィンドウまたはブラウザでコンポーネントを選択し、[不透明度]をクリックします。[不透明度]ミニ ツールバーを使用して、[不透明度]の値を指定します。
    • コンポーネントの表示設定を変更するには、グラフィックス ウィンドウまたはブラウザでコンポーネントを選択し、右クリックして[表示設定]をクリックします。

    編集を確定した後、対応するアクションが現在のストーリーボードに追加されます。

アニメーションをプレビューするには

アニメーションのプレビューを再生するには、[ストーリーボード]パネルのツールバーを使用します。

ヒント: アニメーションの再生時に、タイムラインの再生ヘッドは最後の位置にリセットされます。アニメーションの最後にカメラによるキャプチャを 2 ~ 3 秒の間を入れて追加することで、再生ヘッドがリセットされる前にアニメーションの最後を表示する時間を確保できます。