フィーチャの削除および省略の概要

従属フィーチャは削除されるものもあれば、また親フィーチャを持たずに「浮動」状態のまま残されるものもあります。またオプションの拘束が失われるものもあります。

フィーチャを削除すると、ジオメトリ上の従属フィーチャに影響を与えることがあります。

次のフィーチャは自動的に削除されます。

省略フィーチャ

フィーチャを[パーツの終端]マーカーの下にドラッグして、これらのフィーチャを一時的に処理から除外できます。たとえば、大きなパターンを作成するときにフィレットをマーカーの下にドラッグし、パターンが生成された後でフィレットをドラッグして戻します。
ヒント: 移動先が正しくない場合に操作を中止するには、処理中に[Esc]キーを押します。キャンセルが完了すると、メッセージが表示されます。

マーカーの下のフィーチャは、個々に省略または省略解除することも、一度にすべてを削除することもできます。

条件付きの省略は、たとえばカスタム iPart などに使用すると便利です。異なるフィーチャ省略ステータスを持つさまざまなパーツ構成を作成できます。

省略された拘束を編集する場合、次のようになります。

プレビューは、省略された拘束に対しては使用できません。

従属フィーチャの例

従属フィーチャの動作

フィーチャを削除する前に、削除する従属フィーチャがグラフィックス ウィンドウとブラウザにハイライト表示されます。フィーチャやスケッチを削除するときのオプションを指定できます。フィーチャとその従属は次のように処理されます。

削除したいフィーチャに関連している従属フィーチャは、通常、拘束や寸法を指定すると保持されます。平面や作業フィーチャの従属フィーチャは、平面や作業フィーチャを削除しても保持されますが、ブラウザに特別なアイコンが追加されます。

従属フィーチャを保持する場合、その従属フィーチャに認識不能なジオメトリ(削除されたフィーチャから投影されたジオメトリなど)が含まれる可能性があります。このフィーチャは編集して関係のないジオメトリを除去するか、拘束して形状とサイズを安定させないと、認識されません。