コンテンツ センター ライブラリは、Microsoft SQL Server(MSDE)データベース内に格納され、拡張子が MDF および LDF のファイル ペアを使用して格納されます。これらのファイルはペアで 1 つのライブラリを構成し、まとめて維持する必要があります。
Microsoft SQL Server のインストール パスに移動します。このパスは既定では C:¥Program Files [(x86)]¥Microsoft SQL Server¥MSSQL$AUTODESKVAULT¥Data です。そして、各ライブラリ データベースについてファイルのペアを確認します。既定では、コンテンツ センターでは、Inventor ANSI、Inventor DIN、Inventor ISO、Inventor JIS & GB、Inventor Parker および Inventor Other などのさまざまな標準ライブラリが提供されます。これらのライブラリには、チューブ&パイプ スタイルの定義とルートおよび配管の設定に使用される 配管パーツ および 継手 が含まれます。AutoDrop を使用して、これらの配管パーツおよび継手をチューブ&パイプ アセンブリに配置することもできます。
標準パーツに加え、カスタムのチューブ&パイプ iPart や通常のパーツを、コンテンツ センターの適切なカテゴリとファミリにオーサリングおよびパブリッシュすることもできます。しかし、通常のパーツは、継手としてのみオーサリングおよびパブリッシュできます。これらのパーツは、チューブ、パイプ、ホースなどの配管パーツとしてはオーサリングおよびパブリッシュできません。
配管パーツは、カスタムの長さを保持しているため、各配管パーツは作業スペース内の 1 つのファイルに対応します。たとえば、パイプ セグメントが同じ長さとその他の製造情報を保持している場合にも、各パイプ セグメントは 1 つのファイルに関連付けられます。継手はコンテンツ センター内の標準ライブラリ パーツであるため、同じライブラリ標準内のすべてのオカレンスは単一のローカル ファイルを参照します。
配管パーツが AutoDrop を使用してコンテンツ センターからチューブ&パイプ アセンブリに配置される場合、それらは対応するパイプ配管フォルダに格納され、コンテンツ センター ファイル命名規則が使用されます。配管パーツを使用してルートを設定する場合、.<13 桁の数字>というチューブ&パイプ固有の命名規則が使用されます。<13 桁の数字>は、コンピュータの現在の時刻に基づいて自動的に割り当てられます。パイプ、チューブ スイープ、またはホースも命名規則で表されます。
継手が AutoDrop を使用してコンテンツ センターから配置されるか、チューブ&パイプ スタイルを使用してルートを設定するために使用される場合、それらの継手は作業スペース内の[コンテンツ センター ファイル]の場所に格納され、コンテンツ センター ファイルの命名規則に従って名前が付けられます。既定では、コンテンツ センターの命名は、<nominal_size>.ipt です。[ファイル]
[開く]ダイアログ ボックスを使用して、次の手順で継手ファイルの場所を確認します。
チューブ&パイプ スタイルによって、ルートと配管の設定に使用する配管パーツ、カップリング、およびエルボのタイプが定義されます。これらは、コンテンツ センターから自動的に生成されます。その他の継手のタイプは、AutoDrop を使用してチューブ&パイプ アセンブリに手動で配置できます。アセンブリへのチューブ&パイプ ライブラリ パーツの追加方法に応じて、コンテンツ センターのファイル命名規則か、チューブ&パイプ固有のファイル命名規則がチューブ&パイプ ライブラリ パーツに適用されます。
ライブラリ パーツを修正するには、コンテンツ センターに対する編集とパブリッシュの権限を持っていることを確認します。コンテンツ センター ライブラリを使用すると、次のことが可能です。
既定では、標準の分岐継手は Inventor Other ライブラリに格納されています。これらの継手を AutoDrop を使用して配置するには、ライブラリがコンテンツ センターにアタッチされていることを確認します。通常のチューブ&パイプの継手と同様に、カスタムの分岐継手を読み取り/書き込み可能ライブラリにオーサリングおよびパブリッシュすることもできます。