[収束設定]のリファレンス

収束設定

図形の集まりに対して収束設定の基準を設定し、結果タイプと、収束に到達するための h リファインメントの最大数を指定します。収束は、ダイアログ ボックスで設定された要求よりも少ないリファインメントで発生可能です。結果の収束プロットが表示されます。

操作方法
リボン: [構造解析]タブ [メッシュ]パネル [収束設定]

スタティック シミュレーション

[h リファインメントの最大数]
収束の h リファインメント サイクルの最大数を指定します。既定は 0 です。

2 よりも大きな値の場合、ダイアログ ボックスが表示されます。パフォーマンスを低下させる可能性があるリファインメンtの数を増やします。

値の区切りは 1 です。

収束判定値に達すると、リファインメントの最大数になる前に解析処理が停止します。

[収束判定値(%)]
最近の 2 つの結果の差が 指定された値(%)よりも小さい場合、リファインメントを中止します。値の区切りは 1 です。収束判定値に達したかどうかにかかわらず、リファインメントの最大数に到達したときにもリファインメントが停止します。
[h リファインメントのしきい値(0 ~ 1)]
リファインメントのしきい値を(0 ~ 1の間で)指定します。0 を設定することは、設定のすべての要素をリファインメントの候補として含めることを意味します。結果は、サイクル当たりの最大リファインメントになります。1 は、リファインメントから設定のすべての要素を除外するため、リファインメント内の要素がなくなります。既定値は .75 であり、同等のエラーの要素の上位 25% をリファインメントの対象になることを意味します。固有値解析には適用されません。

値の区切りは 0.1 です。

[収束結果]
  • フォン ミーゼス応力
  • 最大主応力
  • 最小主応力
  • 変位
[ジオメトリ選択]
  • [すべてのジオメトリ]: すべてのジオメトリを収束条件に対して考慮するように指定します。
  • [選択したジオメトリを含める]: 一覧内の項目のみを収束条件のセットに含めるよう指定します。
  • [選択したジオメトリを除外する]: 一覧内の項目を収束条件のセットから除外するよう指定します。
  • [ボディ]: ボディのみを表示するように一覧をフィルタします。
  • [面]: 面のみを表示するように一覧をフィルタします。

[固有値解析シミュレーション]

[h リファインメントの最大数]
収束の h リファインメント サイクルの最大数を指定します。既定は 0 です。

2 よりも大きな値の場合、ダイアログ ボックスが表示されます。パフォーマンスを低下させる可能性があるリファインメンtの数を増やします。

[収束判定値(%)]
最近の 2 つの結果の差が 指定された値(%)よりも小さい場合、リファインメントを中止します。
[収束結果]
[モード周波数]: 結果の収束のモード番号を指定します。

収束プロット

[収束プロット]コマンドによって、ダイアログ ボックス内にプロットが表示されます。プロットは次の情報を表示します。
  • 収束を実行したときに、解析の収束に必要なリファインメントの数、または要求されるリファインメントに必要な解析のステップの数。
  • 各リファインメントに関連付けられた値。

ウィンドウの右上隅の閉じるボタンは、ダイアログ ボックスを終了します。

プロットの結果の基準を変更するには、プロット ウィンドウ内の何もない場所を右クリックします。次に、[プロットオプション]をクリックします。

操作方法
リボン: [構造解析]タブ [結果]パネル [収束プロット]
収束率
XY プロットの形式で、プロットの収束率を表示します。
結果タイプ
選択した結果タイプを表示します。結果タイプは、[収束設定]ダイアログ ボックスで指定します。
選択した結果タイプの値の範囲を表示します。
解析ステップ
指定した収束の基準に近づけるために実行する解析ステップの数を表示します。
[結果コンポーネント]
選択した結果タイプを表示します。結果タイプは、[収束設定]ダイアログ ボックスで指定します。使用可能な結果コンポーネントは次のとおりです。
  • フォン ミーゼス応力
  • 最大主応力
  • 最小主応力
  • 変位
[モード番号]
プロット ウィンドウに表示するモードを指定します。固有値解析の結果にのみ有効になります。

[プロットオプション...]