Inventor OEM アプリケーション

Autodesk Inventor OEM は、Autodesk Inventor テクノロジ上に構築されるスタンドアロン アプリケーションの作成に使用する開発プラットフォームです。Inventor で実行されるアプリケーションを記述するのではなく、アプリケーションと Inventor OEM をパッケージ化して、アプリケーションとして提供することができます。顧客は、アプリケーションが Inventor に基づいていると認識する必要はありません。Inventor コマンドをそのまま含めたり、独自のコマンドを作成することができます。

Inventor OEM を使用してカスタム アプリケーションを作成するには、Inventor API を使用し、アドインを介して機能を提供します。

注: ETO アプリケーションを配布するためのセットアップの構築に関する 2018/2019 の情報については、「Inventor OEM 2018 または 2019 で ETO アプリケーションを導入するための更新ドキュメント」を参照してください。

Autodesk Inventor OEM は、本質的には Inventor ですが、いくつかの変更が加えられています。変更は次のとおりです。

Autodesk Inventor OEM SDK

標準的な Inventor OEM 開発マシンには、Inventor と Inventor OEM の両方がインストールされています。Inventor のインストールによって、Inventor API SDK が提供されます。この SDK には、完全な API マニュアル、Inventor のサンプルが含まれています。VBA も含まれ、概念をすばやくプロトタイプするのに役立ちます。OEM SDK には、サンプルと、OEM アプリケーションの設定専用のツール群が含まれています。Inventor API SDK で使用することができる情報とは重複しません。