ETO 配置コンフィギュレータを使用する

配置コンフィギュレータは、標準の Autodesk インストーラをカスタマイズしたり、カスタム ブランドを作成するための最終的な設定を行うことができるシンプルなユーティリティです。プロジェクトを保存したりロードすることができます。配置コンフィギュレータは、直前に保存したプロジェクトとともに開きます。

注: インストーラを確定するには、配置コンフィギュレータを使用します。

[ETO 配置コンフィギュレータ]ダイアログ ボックス

配置コンフィギュレータでは、配置の作成を終了した箇所から継続する形で動作します。つまり、配置の場所を参照します。

[参照]を選択して、前回の配置の配置フォルダにナビゲートします。

[プロジェクト]タブ

ソースとなるマテリアルのプロジェクト固有の場所を定義します。また、配置で設定した値が表示されます。

プロジェクト名: 配置に組み込まれている配置環境設定名です。

アプリケーション名: 配置イメージから読み込まれます。特定のプロジェクトを表すには、この名前を変更します。アプリケーション名は、インストーラのブランドおよびその他の場所で使用されます。アプリケーション名には、空白文字および Unicode 文字を使用できます。フォルダ名と同じ名前をアプリケーション名に付けることはできません。

プライマリ インストーラ: Setup.exe ファイルに関連付けられているインストーラのソースの場所です。Setup.exe ファイルは、インストール プロパティを実行するファイルです。

シリアル番号: オートデスクから購入したシリアル番号です。インストール対象アプリケーションの配布に使用します。ユーザは、インストーラに統合されているシリアル番号を表示することができません。

インストール パス: インストールがエンド ユーザのコンピュータに配置されるフォルダです。

スタンドアロン インストーラを作成: コンフィギュレータで配置イメージからスタンドアロン インストーラを作成します。変更を加える基礎として配置イメージを維持および使用します。スタンドアロン インストーラが指定の場所に作成されます。詳細については、「インストーラを配布する」を参照してください。

[イメージ]タブ

[イメージ]タブでは、インストーラのブランド イメージを選択できます。イメージは、インストーラのユーザ インタフェースをカスタマイズする固定サイズのビットマップ ファイルです。

注: サイレント インストールの場合、ユーザはインストール プロセス時にイメージを表示することができません。イメージは、アンインストール プロセス時または修復プロセス時にアクティブになります。

フィールドでは、オートデスクの既定のイメージが指定されています。選択したイメージごとに、PNG または JPG ファイル タイプが表示されます。

トップ バナー: インストーラのダイアログ ボックスの左上に表示されます。トップ バナーは、700 x 70 ピクセルのビットマップ イメージです。イメージのソースは、ビルド時に参照され、インストーラにコピーされます。

ロゴ: トップ バナー イメージの右側に表示されます。ロゴは、160 x 70 ピクセルのビットマップ イメージです。イメージのソースは、ビルド時に参照され、インストーラにコピーされます。

背景: ほとんどのダイアログ ボックスの背景に表示されます。これは、860 x 500 ピクセルのビットマップ イメージです。イメージのソースは、ビルド時に参照され、インストーラにコピーされます。