キーの挿入ツール(Insert Keys Tool)オプション

ブレイクダウンの挿入(Insert Breakdowns)

ブレイクダウン キーは、隣接しているキー間の時間関係を比例したまま保持するための特殊なキーです。

最初の例では、通常のキーが挿入され、隣接するキーが移動されます。2 番目の例では、ブレイクダウン キーが挿入され、隣接するキーが移動されますが、今回はカーブのシェイプの変化に合わせて、挿入したキーが調整されます。ブレイクダウン キーは緑色で表示されます。

接線タイプを保持(Preserve Tangent type)
注: この設定は、キーの挿入ツール(Insert Keys Tool)オプションでは既定で無効になっていますが、キーの追加ツール(Add Keys Tool)オプションでは既定で有効になっています。
この設定をアクティブにすると、挿入したキーが既に存在するイン接線とアウト接線を認識するようになります。キーを挿入すると、新しいキーのいずれかの側にある接線タイプに合わせてカーブのシェイプが変更されます。

接線タイプを保持(Preserve Tangent Type)を使用すると、挿入したキーのいずれかの側にあるキーの接線タイプが反映されます。

既定では、キーの挿入(Insert Keys)ツール(ホットキー: [Alt]+[i])を使用すると、「固定」接線を持つ新しいキーが作成され、隣接するキーもカーブのシェイプに合わせて固定されます。接線タイプを保持(Preserve Tangent type)オプションを使用すると、このオプションがオーバーライドされ、新しいキーの接線タイプに現在のイン接線とアウト接線が反映されるとともに、新しいキーの接線タイプがカーブのシェイプに影響を与えるようになります。

たとえば、この設定を使用して、接線タイプが自動のキーを挿入した場合、両側のキーの接線は変更されません。これにより、キーの挿入(Insert Key)の動作は、キーの設定と同じになります(ホットキー: [s])。

注: キーの追加ツール(Add Keys Tool)メニューに接線タイプを保持(Preserve Tangent type)オプションがありますが、このオプションは既定でオンになっていて、この設定の反対になります。つまり、キーを追加しても、カーブのシェイプは変更されません。