Gamma

Gamma 要素は Gamma 補正をカラー値に適用します。

Academy/ASC XML カラー変換形式に対するオートデスクの拡張機能です。

導入

バージョン 1.2

下位要素

  • Description。オプション、任意の数です。
  • GammaParams。必須、最大で合計 3 です。
  • DynamicParameter。オプション、1 以下です。パラメータ属性は "DEFAULT_LOOK" に設定する必要があります。

上位要素

アトリビュート

id、name、bypass、inBitDepth、outBitDepth
共通オペレータ アトリビュート」を参照してください。
スタイル
べき乗則カーブのタイプを指定します。必須です。
注: 次の式は、入力と出力のビット深度が浮動小数点であることを前提とします。整数の場合、値は[0.0, 1.0]に正規化されます。言い換えると、CTF ファイルに格納されているガンマおよびオフセット値は入力と出力のビット深度に依存しません。
意味
"basicFwd" GammaParams 要素で指定されたガンマ値でべき乗則が適用されます。GammaParams 要素にオフセット アトリビュートを持たすことはできません。

"basicRev" ガンマ値の逆数でべき乗則を適用します。GammaParams 要素にオフセット アトリビュートを持たすことはできません。

"moncurveFwd" 原点(黒)に近いリニア セグメントと、より高い値のべき乗則セグメントを持つ関数を適用します。交差点では、カーブは値と接線の両方で継続します。このタイプのカーブは、Rec.709、sRGB、CIE L* 式で使用されます。

GammaParams 要素にはオフセット アトリビュートを持たす必要があります。

"moncurveRev" 原点(黒)に近いリニア セグメントと、より高い値の逆べき乗則セグメントを持つ関数を適用します。GammaParams 要素にはオフセット アトリビュートを持たす必要があります。

オフセットなし

<ProcessList id="9e999646-3e76-4374-814c-e4c46c6438de" version="1.2">
    </Matrix>
    <Gamma inBitDepth="32f" outBitDepth="12i" style="basicRev">
        <GammaParams gamma="2.400000000000000" />
    </Gamma>
</ProcessList>

オフセットあり

<ProcessList id="1b86aac2-1fdb-4dd8-bc6b-54f3551b9bd4" version="1.2">
    <Gamma inBitDepth="32f" outBitDepth="32f" style="moncurveFwd">
        <GammaParams gamma="2.600000000000000" offset="0.050000" />
    </Gamma>
</ProcessList>