Arnold for Maya 5.2.0 プラグイン

Maya 2023.2 には MtoA 5.2.0 for Arnold 7.1.3 が付属しています。これにより、ボリューム レンダリングの改善、USD プロシージャルと Hydra レンダー デリゲートの改善、および Arnold ビューポートのエクスペリエンスの改善が行われます。

ボリューム レンダリングの改善: ボリューム シェーダに新しいデュアル ローブ フェーズ関数パラメータが追加されて、リアルな雲を簡単にレンダリングできるようになりました。また、放出のスケールをコントロールする新しいモードが導入されて、放出ボリュームの見映えを改善できるようになりました。

USD の改善: レンダー デリゲートによって、Cryptomatte、メッシュ ライト、カラー管理、ライト フィルタ、ライト シェーダ、ネストされたインスタンス、および固定されたカーブとオーバースキャンがサポートされるようになりました。レンダー デリゲートとプロシージャルの両方で、速度モーションブラー、NURBS カーブ、および UsdPreviewSurface ディスプレイスメントがサポートされるようになりました。さらに、Maya USD を介して Arnold シェーダを直接書き出せるようになりました。

Arnold ビューポートのエクスペリエンスの改善: すべてのモデル ビュー パネルに新しいツールバーが追加され、Arnold ビューポート レンダラを簡単に実行およびコントロールできるようになりました。また、Maya レンダー ビューが、Arnold レンダリングおよび IPR 用の Arnold レンダー ビューに置き換わりました(レンダー シーケンスを除く)。さらに、バージョン 5.2.0 では、Maya ライトのネイティブのスペキュラの放出(Emit Specular)オプションおよび拡散の放出(Emit Diffuse)オプションのサポートも追加されました。

最近追加された機能の完全なリストと、バージョン 5.2.0 以前のバグ修正については、「Arnold for Maya リリース ノート」を参照してください。