[応力の線形化]ユーティリティのダイアログの右側にある線形化コントロールによって、最初と最後の点を指定して応力分類線(SCL)を定義することができます。また、ローカル応力テンソルのグラフの座標系を定義することができます。
応力分類線(SCL)とは
- 応力分類線は、一般的に材料の自由サーフェスから自由サーフェスまで伸びた直線です。つまり、応力分類線は通常、ソリッドの指定断面の肉厚を横切るように描画されます。ただし、ソリッド以外のシェル要素もサポートされており、任意の方向に SCL を定義することができます(モデル内の要素と交差している限り)。
- SCL に沿った応力テンソルの結果がグラフに表示されます。テンソルは、選択した SCL の端点、三番目の点(基準点)、および N 軸または H 軸オプションによって定義されるローカル座標系に基づきます。
点および軸定義コントロール
- [最初の点]: SCL の開始点を定義します。
- [最後の点]: SCL の終了点を定義します。
- [基準点]: N 軸または H 軸の方向を指定します。
これらの点を次の 3 つの方法のいずれかで選択します。