ライブラリを作成し、マテリアルやアセットをライブラリに追加し、ライブラリをプロジェクトにロードします。
このビデオは、次のことを示します。
マテリアル ライブラリとは、マテリアルとアセットが集められたものです。 Revit にはオートデスク マテリアルや AEC マテリアル用の標準ライブラリが付属しています。
これらのライブラリはロックされています。ロック アイコンが表示され、これらのライブラリにあるマテリアルを上書きしたり削除することはできません。
独自のユーザ ライブラリを作成すると、頻繁に使用するマテリアルのセットや、特定のプロジェクト タイプで使用するマテリアルのセットに簡単にアクセスできます。
[新規ライブラリを作成]オプションを選択した後に、ライブラリを保存するネットワーク上の場所に移動し、新しいライブラリの名前を入力します。
ロックされていない新しいユーザ ライブラリを作成するには、オートデスクが提供するライブラリ、別のユーザ ライブラリ、[プロジェクト マテリアル]リストのいずれかからマテリアルをドラッグします。
この例では、AEC マテリアル ライブラリから「Revit プロジェクト」という新しいユーザ ライブラリに麻色の磁器マテリアルを追加します。
次に、磁器マテリアルにつや消し仕上げを施します。まず、マテリアルの名前を変更し、現在のプロジェクトに追加して編集できるようにします。
このマテリアルをプロジェクトに追加したら、[外観]タブの[仕上げ]プロパティを編集し、[サテン]を[マット]に変更します。
プロジェクト内で作業しているため、ライブラリに格納されているマテリアルのバージョンに変更を保存するためには、ユーザ ライブラリにマテリアルをコピーして戻す必要があります。
ロックされているオートデスク ライブラリ内のマテリアルとアセットは変更できません。
マテリアルを変更し、それらの変更を他のユーザが使用できるようにするには、更新したマテリアルをライブラリ パネル内のユーザ ライブラリにコピーして戻す必要があります。
既定では、ユーザ ライブラリはロックされていません。 ただし、Windows エクスプローラでユーザ ライブラリの ADSKLIB ファイルを読み取り専用にすると、ユーザ ライブラリをロックできます。
また、必要に応じて、構成スキームに合わせて、ユーザ ライブラリに名前付きのカテゴリを追加することもできます。
たとえば、AEC マテリアル ライブラリ内のマテリアルは、セラミック、コンクリート、ファブリックなどのカテゴリに分けられています。
この例では、Revit プロジェクト ユーザ ライブラリに「浴室仕上げ」というカテゴリを作成し、関連するマテリアルをそこにドラッグしてみます。
一貫したマテリアルを使用するために、自分のプロジェクト チームやその他のプロジェクト チームの他の Revit ユーザとユーザ ライブラリを共有できます。
Revit ユーザ ライブラリは、Autodesk Inventor と Autodesk AutoCAD で共有できます。
他のライブラリのマテリアルにアクセスするには、はじめにそのライブラリを Revit にロードし、マテリアルをプロジェクトに追加します。