マクロをアップグレードする場合、Revit でマクロを正しく更新して動作させるには、何らかのファイル管理が必要となることがあります。
Revit Software Development Kit (SDK)および次のマクロ更新情報を必ず熟読してください。
ドキュメントレベル マクロのアップグレード
マクロ コードを手動で編集する必要がない限り、これ以上の手順は必要ありません。
アプリケーションレベル マクロのアップグレード
Revit でマクロを正しく構築および実行するには、プロジェクト内のコードを手動で変更しなければならない場合があります。バージョンの互換性の問題に対処するには、SDK で API に対する変更の一覧を確認してください。
Revit 2014 では、Revit VSTA IDE は SharpDevelop に置き換えられました。 これにより、マクロ開発ワークフローが大きく変わることはありません。*.desinger.cs(vb)ファイルの生成されたクラスは自動的に更新されます。ただし、SDK サンプル以外のファイルで次のクラスを使用した場合、次のようにクラスを手動で更新する必要があります。
SharpDevelop クラス(旧) | SharpDevelop クラス(新) |
---|---|
Autodesk.Revit.UI.Macros.ApplicationEntryPoint |
Autodesk.Revit.UI.Macros.ApplicationEntryPoint |
Autodesk.Revit.UI.Macros.DocumentEntryPoint |
Autodesk.Revit.UI.Macros.DocumentEntryPoint |
Autodesk.Revit.UI.Macros.IEntryPoint |
Autodesk.Revit.DB.Macros.IEntryPoint |
Autodesk.Revit.UI.Macros.AddInIdAttribute |
Autodesk.Revit.DB.Macros.AddInIdAttribute |
Autodesk.Revit.UI.Macros.VendorIdAttribute |
Autodesk.Revit.DB.Macros.VendorIdAttribute |