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CFD プロセス

1. CAD モデル

すべてはジオメトリから開始します。

CAD システムでモデルを作成する場合、通常は、固体部品が含まれています。Autodesk® CFD を使用するには、1 つまたは複数の 流体部品が必要です。流体部品の作成には、いくつかの方法があります。

  1. CAD で作成します。

    CAD ジオメトリ

  2. 密閉された状態のボリュームを作成するには、開口部にキャップを取り付けたボリュームを作成します。

    密閉されたジオメトリ

  3. Autodesk® SimStudio ツールに含まれている流体ボリューム ツールを使用します。

    流体ボリューム ツール

  4. Autodesk® CFD の内部流体ボリューム ツールを使用します。

    内部流体ボリューム ツール

直接 CAD システムからモデルを起動するか、Autodesk® CFD でモデル ファイルを開いて起動します。

関連リンク:

2. 既知の情報の入力

この手順では、システムの物理的な特性について説明を記述します。

A. 材料

[設定] > [セットアップ タスク] > [材料]をクリックします。

マテリアル アイコン

固体部品と、その装置を通って流れるもの(空気、水、または何らかの液体)を定義します。

材料

材料についての詳細

B. 境界条件

[設定] > [セットアップ タスク] > [境界条件]をクリックします。

境界条件アイコン

開口部の流れと、熱がシステムに対して出入りする場所の熱伝達の説明を記述します。

境界条件<:so>きょうかいじょうけん

境界条件についての詳細

C. メッシュ サイズ分割

[設定] > [セットアップ タスク] > [メッシュ サイズ]をクリックします。

[メッシュ サイズ]アイコン

メッシュは、ジオメトリ モデルからシミュレーション モデルに変換する方法です。

プロセスはほぼ完全に自動化されています。このボタンをクリックするだけです。

[自動サイズ]アイコン

メッシュ生成された部品

メッシュについての詳細

モーションについての詳細

3. シミュレーションの実行

[設定] > [シミュレーション] > [実行]をクリックします。

[実行]アイコン

モデルの説明を記述した後、実行できるようになります。

Autodesk® CFD では、反復計算処理を使用します。これは、少しずつ何度も(反復)ソルバが解を計算することを意味します。ステップごとに解が拡張されます。一定数の反復が終了したら、解は変更されず、収束とみなされます。

実行

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4. 未知の情報の学習(結果の可視化)

[結果] > [結果タスク]をクリックします。

結果ツール

このステップでは、流れと熱がモデル内を移動する方法について学習します。Autodesk® CFD には、結果の可視化と抽出のための優れたツールが用意されています。

必要な結果のタイプは、アプリケーションのタイプによって大きく異なります。

バルブやその他の流れをコントロールする装置

流れコントロールのシミュレーションでは、通常は流体が装置をどのように流れるかが表示され、さらに圧力損失と流量のいずれかが表示されます。

結果の例

流れコントロールのモデルを使用して練習するには、ここをクリックしてください。

電子機器冷却

電子機器冷却のシミュレーションでは、通常はコンポーネントの温度と、冷却風が筐体をどのように流れるかが表示されます。

電子機器冷却の結果

電子機器冷却のモデルを使用して練習するには、ここをクリックしてください。

AEC

AEC シミュレーションでは、多くの場合、循環空気が居住者に対してどのように移動するかと、居住者が快適かどうかが表示されます。

AEC の結果

AEC モデルを使用して練習するには、ここをクリックしてください。

関連リンク

5. 繰り返しおよび比較

1 つのシナリオは、第一段階にすぎません。多くの場合、複数の設計バリエーションを試すことをお勧めします。

代替デザイン

Autodesk® CFD では、モデル間での設定の流用や同じデザイン スタディでのバリエーションの実行を簡単に行うことができます。

完了したら、ディシジョン センターで結果を比較することができます。

[ディシジョン センター]アイコン

ディシジョン センターでは、複数のシミュレーションのシミュレーション結果を比較する方法がいくつか用意されています。

ディシジョン センター

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