[環境スイッチ]
既定では、VRED には 2 つの環境スイッチがあります。1 つはマテリアル エディタにあり、もう 1 つはシーングラフにあります。両方のスイッチには、スイッチであることを示すオレンジ色の星
が付いたアイコンがあります。これらのスイッチは接続されており、同じ数の子があります。

環境スイッチの使用の詳細については、「環境と環境スイッチを操作する」を参照してください。
これらの違いは次のとおりです。
- マテリアル エディタのスイッチは既定の環境スイッチ マテリアルで、ビン シェーダを使用します。新規に作成された TrueLight マテリアルに対応したローカル環境として設定されます。シーン内の環境の管理および切り替えに使用します。サンプル ファイル Automotive_Genesis([ファイル] > [サンプルを開く...] > [Automotive_Genesis]を選択)をロードすると、マテリアル エディタのマテリアル ツリーに多くのスイッチが表示されます。
- シーングラフのスイッチは既定の環境スイッチ ノードです。これには、環境とシャドウ プレーンを表示するためのジオメトリが含まれています。その子は環境ノードです。スイッチ マテリアルが投影される環境の形状を変更するには、環境スイッチを使用して異なる形状のジオメトリを追加します。サンプル ファイル Automotive_Genesis([ファイル] > [サンプルを開く...] > [Automotive_Genesis]を選択)をロードすると、環境を開いたときに異なるジオメトリ形状が表示されます。
環境スイッチかそれ以外かにかかわらず、変更をすばやく行うにはスイッチを使用します。環境スイッチを使用すると、即座にモデルを新しい場所に設定したり、他のライティング条件での結果を表示できます。1 分後には薄暗いガレージになります。その次は、日中の海辺になったり、夕暮れ時のタイムズ スクウェアになります。他の色で塗装したら車がどういう外観になるのかを気にしている顧客がいたら、メタリック ブルー ファイアや OCS Red Candy に切り替えます。内装の色や素材を変えたら、どういう見栄えになるでしょうか。その場ですばやく簡単に切り替えます。