[頂点 - リンクの割り当て](Vertex-Link Assignment)ロールアウト

[頂点 - リンクの割り当て](Vertex-Link Assignment)ロールアウトでは、新しいエンベロープを作成して、リンク間のブレンドのタイプを選択できます。

インタフェース

[頂点 - リンクの割り当て](Vertex - Link Assignment)領域

  • [変形可能](Deformable)(既定値) 変形可能なエンベロープをリンクに作成します。

    変形可能なエンベロープは、Physique によってリンクに作成された変形スプラインに基づいて、頂点 - リンクの割り当てを決定します。

  • [リジッド](Rigid)

    リジッドなエンベロープをリンクに作成します。既定値ではチェックマークが付いていません。

    リジッドなエンベロープは、階層内の直線的なリンクに基づき、頂点 - リンクの割り当てを決定します。

リンク間でブレンド
このドロップダウン リストでは、リンクの初期ブレンド方法を選択します。既定値は[N 個のリンク](N Links)です。
ヒント: 通常は、既定値の[N 個のリンク](N Links)のままにしてください。
  • [N 個のリンク](N Links) 頂点が、オーバーラップするエンベロープすべての影響を受けます。
  • [ブレンドなし](No Blending) 頂点は 1 つのリンクだけから影響を受けます。これにより、character studio 1 で適用された Physique モディファイヤを持つメッシュを character studio 3 で使用できます。ブレンドをサポートしないゲーム エンジン用にキャラクタを作成する場合や、character studio 1 のスタイルの頂点 - リンク割り当てのみを使用する予定の場合は、[ブレンドなし](No Blending)を選択します。
  • [2 個のリンク](2 Links)、[3 個のリンク](3 Links)、[4 個のリンク](4 Links) 頂点は複数のリンクの影響を受けますが、リンクの数は選択に応じて 2、3、または 4 個に制限されます。ブレンドのサポートが制限されているゲーム エンジン用のキャラクタを開発している場合は、これらのオプションを選択します。

[放射状減衰エンベロープ](Radial Falloff Envelopes)領域

エンベロープを作成

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、エンベロープをリンクに作成します。オフの場合、エンベロープは作成されません。既定値ではチェックマークが付いています。

注: エンベロープを作成しない場合は、頂点の重みを手動で付ける必要があります。エンベロープのないモデルにエンベロープを追加する場合は、Physique を再初期化してください。
  • [オブジェクト B ボックス](Object Bounding Box) エンベロープのサイズは、階層内のオブジェクト(Biped の四肢、ボーンなど)のサイズに基づいて決定されます。
  • [リンクの長さ](Link Length) 各エンベロープの放射状スケールの長さが、リンクの長さの 1/3 になります。
オーバラップ

エンベロープがオーバーラップする範囲を設定します。既定値は 0.1 です。

スムーズ

外側の領域をスケールすることによって、エンベロープの内部境界と外部境界の間の距離を指定します。範囲は 0.0 ~ 10.0 で、既定値は 0.75 です。

フォールオフ

エンベロープの内部境界と外部境界の間の減衰率を指定します。この減衰率はベジェ関数です。範囲は 0 ~ 10 です。既定値は 0.5 です。