コマンド ライン オプション

コマンド ラインで使用できるスイッチは多数あります。

コマンド ライン上で、「3dsmax」と入力した後に次のスイッチを指定できます。

スイッチ 効果
-a <ファイル名> 指定されたビット マップをスプラッシュ画面として使用します。
-about <ファイル名> [3ds Max のバージョン情報](About 3ds Max)ダイアログからコンソールにライセンスと著作権情報を出力し、終了します。オプションのファイル名を指定すると(「C:\license.txt」など)、情報はそのファイルに保存されます。他のコマンドライン スイッチと組み合わせることはできません。
-d トラック ビューがダブル バッファ表示になります。これは、シングル バッファ表示よりスムーズですが、より多くのシステム リソースを消費します。
-df 従来型モードか設計モードかを変更することができます。
-dfc 従来型モードを実行します。
-dfd 設計モードを実行します。
-dm ダイアログの監視を有効にします。
-g 次に示すダイアログ ボックスのバックグラウンドが、グレーではなく白になります。[トラック ビュー](Track View)、[RAM プレイヤー](RAM Player)、[ビデオ ポスト](Video Post)、[ロフト](Loft)、[フォールオフのカーブ](Falloff Curve)。バックグラウンド パターンが含まれなくなるため、24 ビット未満の表示モードを使用しているときにスクリーン キャプチャを行う場合に便利です。
-h グラフィック ドライバを[Nitrous]、[Direct3D]、[Open GL]、および[ソフトウェア](Software)から選択できます。
-i otherfile 3dsmax.ini の代わりに otherfile.ini を使用してプログラムを起動します。
-l 最後の .max ファイルを自動的にロードします。

-lang=<言語 ID>

/Language=<言語 ID>

指定した言語 ID を使用して言語を設定します。

言語コードは次のいずれかになります。

  • ENU - 英語(米国)

  • FRA - フランス語

  • DEU - ドイツ語

  • JPN - 日本語

  • KOR - 韓国語

  • CHS - 簡体字中国語

  • PTB - ブラジル ポルトガル語

-log <セッション ログ ファイルの名前> 指定した名前とパスを使用してセッション ログ ファイルを作成します。セッション ファイル名とパスは環境変数 ADSK_3DSMAX_SESSION_LOG でも指定され、指定した内容はこのコマンドライン オプションよりも優先されます。
-ma 最大化した状態で開きます。
-mi 最小化した状態で開きます。
-ms 最小化した状態で開き、起動時にスプラッシュ画面を表示しません。
-mxs "command; command; ..."

このコマンド ライン スクリプトの文字列は、コマンド ライン上で指定された max ファイルがあればそれを開き、コマンド ライン スクリプト ファイル(-u MAXScript scriptfile など)があればそれを実行した後で、実行されます。

リスナーにコンパイル エラーやランタイム エラーのメッセージは表示されませんが、LogSys に記録されます。

スクリプト文字列が実行された後に、3ds Max がシャットダウンします。

-n ネットワーク モードが使用不可になります。
-p otherfile plugin.ini の代わりに otherfile.ini を使用してプログラムを起動します。
注: otherfile.ini 文字列には完全パス名を入力する必要があります。
-q スプラッシュ画面なしで、プログラムをすぐに起動します。
-safescene <ON|OFF> [セーフ シーン スクリプトの実行](Safe Scene Script Execution)を有効または無効にします。このコマンドライン オプションを指定すると、[セキュリティの基本設定](Security Preferences)タブの設定がオーバーライドされます。これは、環境変数 ADSK_3DSMAX_SAFE_SCENE=<0|1> を使用して設定することもできます。
-silent スクリプトの実行を妨げる可能性のあるスプラッシュ画面やダイアログ ボックスを表示しないで、プログラムを起動します。
-u MAXScript など、指定されたユーティリティを開きます。詳細は、「 コマンド ラインからのスクリプトの実行 」を参照してください。
-v ディスプレイ ドライバをロードして、3dsmax.ini の設定を上書きします。
-y <ネットワーク ライセンスのパス> ネットワーク ライセンスを使用する場合は、ライセンス サーバのパスを指定します。
-z <ファイル名> ファイルにバージョン番号を書き込みます。
anyscene 3ds Max を起動し、anyscene.max という名前のファイルを開きます。

スペースを使って、3ds Max 実行可能ファイル名をコマンドライン スイッチから分離します。

例:

3dsmax −l

3dsmax −i otherfile

3dsmax anyscene

3dsmax −c MaxCustom