LandXML 読み込みパネル

LandXML データを Civil View に読み込みます。

• [Civil View]メニュー > [ジオメトリの読み込み](Geometry Import) > [LandXML ファイル](LandXML File) > [LandXML ファイル読み込みパネル](LandXML File Import Panel)
• [Civil View エクスプローラ](Civil View Explorer) > 上部パネル > [Civil View オブジェクト](Civil View Objects)エントリ > 読み込んだオブジェクト エントリまたは、そのエントリ内のシェイプ、サーフェス、またはポイント エントリを右クリック > ポップアップ メニュー > [インポート(LandXML から)](Import (from LandXML)) > [LandXML ファイル読み込みパネル](LandXML File Import Panel)

LandXML は業界パートナー コンソーシアムが推進している公開データ標準です。InRoads、Geopak、Civil3D、Microstation などの幅広い土木設計アプリケーションでサポートされています。LandXML 全般の詳細は、www.landxml.org を参照してください。

ヒント: LandXML からデータを読み込む前に、「Civil View グローバル シフト値」トピックを参照してください。

サポートされている LandXML データ タイプ

Civil View では、次の LandXML オブジェクト タイプを読み込むことができます。

• COGO ポイント データ
• TIN サーフェス データ
• サーフェス ブレークライン データ

その他の LandXML オブジェクト タイプはすべて無視されます。

インタフェース

開く(Open)

クリックすると、ファイルを選択するためのダイアログ ボックスを開きます。ここで、使用する LandXML ファイルを参照します。

重要な注意事項

1. ギャップがあるシェイプおよび線分は、複数のスプラインを含む単一のシェイプ オブジェクトとして読み込まれます。
2. 視覚化の部分を形成する可能性のある文字列のみを読み込みます。視覚化の目的に必要ない文字列を読み込むことで、3ds Max のパフォーマンスが低下します。後の段階でいつでも追加の文字列を読み込むことができます。
3. Civil View は、同じ LandXML フィーチャが何度も読み込まれるのを防ぐために、各シーンにどのフィーチャが読み込まれたかを記憶しています。

選択オプション

このコントロールのグループは、1 つまたは複数のモデルの部分を選択するために役立つフィルタ オプションを提供します。

文字列タイプ ドロップダウン リスト

[すべての文字列](All Strings)(既定値)またはアクティブなモデルで使用可能な特定の文字列タイプのいずれかを選択できます。

チェックマーク ボタン

ドロップダウン リストから選択に一致する文字列をクリックして選択します。

[X] ボタン

選択した文字列をクリックして選択解除します。

ワイルドカード フィールド

文字列の選択を絞り込むには、

次のようにワイルドカード式を入力します。既定値= * (すべて選択)。

ファイルの内容リストを使用して、文字列を個別に選択することも、リストを右クリックして、追加の選択オプションのあるメニューを表示することもできます。

プラス記号ボタン

ワイルドカード フィールドに一致する文字列をクリックして選択します。

マイナス記号ボタン

ワイルドカード フィールドに一致する文字列をクリックして選択解除します。

ファイル コンテンツ リスト

左側のツリー ビューに、LandXML ファイル内のサポートされているオブジェクトの全階層が表示されます。このツリー内の任意の場所をクリックして、リスト ビューのコンテンツをフィルタして特定のタイプのオブジェクトだけを表示できます。ツリー ビューのルート ノードを選択すると、ファイルのすべてのコンテンツを右側のリスト ビューに表示することができます。ツリー ビュー内のその他のノードを選択すると、リストを特定のデータ セット部分だけを表示できます。

右側のリスト ビューには、現在のツリー ビューでの選択に関連するオブジェクトのリストが表示されます。右クリック メニューでは、オブジェクト タイプまたはオブジェクト名などの基準の範囲を使用してリストからオブジェクトを選択できます。

一部のフィーチャのラベルはグレー アウトされていることがあります。この状態が発生する原因は、複数存在します。

• フィーチャが既に現在のシーンに読み込まれている。

  Civil View は、すべてのフィーチャとモデルの名前を、前に読み込んだフィーチャと自動的に照合します。同じフィーチャ ラベルとモデル名の組み合わせが現在のシーンに既に存在する場合は、対応するリスト項目が無効になります。

• フィーチャ タイプが Civil View でサポートされていない。

オプション(Options)

Civil View [基本設定](Preferences)パネルの[読み込みオプション](Import Options)タブをクリックして開き、メッシュ スムーズしきい値角度など、ジオメトリを読み込む際の既定値の範囲を設定できます。

MX 三角測量データから派生したすべての Civil View オブジェクトには、グループ解除された三角形または識別されていない三角形に割り当てられるプライマリの既定のマテリアル チャネルが割り当てられます。読み込まれたサーフェスの既定のマテリアル チャネルは、[Civil View 基本設定](Civil View Preferences)パネルにも定義されます。