[Phyllotaxis]分配方法は、自然界で見られるパターンを模倣したらせんパターンでクローンを作成します。
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[Phyllotaxis]分配方法は、クローンをらせんパターンで作成し、中心から外側に向かってクローンを分配します。その結果、らせんは、植物の葉やヒマワリの頭部の種など、自然界で見られる有機的な分配パターンを模倣します。次の例では、[Phyllotaxis]分配方法を使用してデイジーを作成しています。詳細なワークフローの例については、「[Array]モディファイヤを使用してデイジーを作成する」を参照してください。

インタフェース

- Strength
- クローンの位置を配列の原点を基準にして設定します。
- Count
- 配列内のクローンの数を設定します。
- Start Radius
- 原点から最初のクローンまでの最小距離を設定します。
- End Radius
- 配列内の最後のクローンの最大半径を設定します。
- Radial Bias
- ゼロより大きい値に設定すると、クローンは終了半径に向かって徐々に移動します。ゼロ未満の値に設定すると、クローンは開始半径の位置に向かって徐々に移動します。
- Angle
- 配列内の連続する各クローンの放射状角度を設定します。デフォルトの角度 137.508 は黄金角と呼ばれ、葉序のらせんを形成します。
- Variation
- 回転分配に沿った後続の各クローンの位置は、わずかにオフセットされます。
- Seed
- 変動をクローンに適用する場合のランダム度をコントロールします。
- Axial
- クローンの垂直位置を配列のローカル Z 軸に沿って設定します。
- Axial Bias
- 値がゼロ以外に設定されている場合、クローンをローカル Z 軸に沿って徐々に移動します。
- Scale Bias
- クローンを徐々にスケールし、配列の後半のクローンが最初のクローンよりも大きくまたは小さくなるようにします。
- Phase
- クローンをらせんに沿って移動します。たとえば、値を 100% に設定すると、すべてのクローンがらせんを通って移動します。
- Counter Clockwise
- 配列のらせん方向を反時計回りの回転に変更します。
- Pick Distribution Spline
- シーンから参照スプラインを選択して、3D 空間でクローンのパスとして使用できます。クローンは、スプラインをパスとして使用して、らせんパターンで動的に配置されます。
重要: 予測可能な結果を得るには、
[Pick Distribution Spline]パラメータを使用するときに、次のベスト プラクティスを検討することをお勧めします。
- Auto Fill
- クローンのスケールに基づいて、できるだけ多くのクローンをらせんに配置します。
- Dynamic Scaling
- 各クローンを初期サイズに対して相対的にスケールし、スパイラルを最適にパッキングします。
- Array By Element
- ソース オブジェクトに複数の要素があり、このオプションが有効になっている場合は、次の[Array By Element]メソッドを選択してクローンの配置をコントロールできます。
- Center By
- [Array By Element]が有効な場合、[Center By]も有効になります。
- X、Y、Z 軸の各クローンのピボットをその中心に設定します。複数の軸を同時に選択することができます。
- クローンとして使用する要素で構成される配列を作成する場合、個々の要素を軸に沿って簡単に配置することができ、基点に対して同じ位置に配置する必要がなくなります。無効にすると、各要素はソース オブジェクトの基点に対する相対位置を使用します。
- Seed
- クローンとして使用する要素の選択にランダムな数のシードを設定します。
- Seed Randomization
- シード値をランダム化するには、
をクリックします。