OCIO ベースのカラー管理を使用する場合、トーンマップはビュー変換によって提供されます。このため、シーンの[露出制御](Exposure Controls)では、非線形露出やその他のトーンマッピングを適用する設定を使用しないでください。
次の設定は、OCIO ベースのカラー管理と互換性があります。
- 露出設定やカラー管理に慣れていない場合などでは、露出制御(Exposure Control)を[<露出制御なし>](<no exposure control>)に設定するのが最も簡単です。
- グローバル露出レベルを調整する場合は、[露出制御](Exposure Control)を[線形露出制御](Linear Exposure Control)に設定します。これにより、露出値(Exposure Value)と物理スケール(Physical Scale)を安全に調整することができます。
- 周辺減光やその他の線形のフィジカル カメラの効果を使用する場合は、[露出制御](Exposure Control)を[フィジカル カメラの露出制御](Physical Camera Exposure Control)に設定します。非線形露出を適用しないでください。この操作を確実に行うには、[イメージ コントロール](Image Control)の設定を既定値([ハイライト](Highlights)は 1.0、[中間調](Midtones)は 1.0、[シャドウ](Shadows)は 0.0)のままにします。OCIO ベースのモードに切り替える前に[フィジカル カメラの露出制御](Physical Camera Exposure Control)を適用する場合は、既定値が異なるため、これらの値を手動で設定する必要があります。
その他の設定ではトーンマッピングが 2 回適用されるため、正しくない結果が生成されます。