ガラスのレンダリング設定

ヒント:

ガラス サーフェスを使用したときにレンダリング時間が長い場合は、メッシュを選択して、standard_surface シェーダの Advanced セクションにある「enable_internal_reflections」を無効にします。

屈折深度

リアルなガラスと水の効果を実現するには、transmission_depth の設定を正しく行うことが重要です。値が大きいほど、レンダリング時間が長くなることに注意してください。

情報: 既定では、Arnold のtransmission_depth は 8 に設定されています。

2 4 8 (既定)

以下のシーンには、多数のガラスのサーフェスが含まれています。transmission_depth を大きくすると、屈折したガラスに現れるディテールが増えます。

2 4 6

深度の合計

レイ深度の設定を大きくする場合は、深度の合計が transmission_depth を含めるために十分な大きさであることを確認してください。

深度の合計によって、シーン内のレイの合計最大再帰深度が指定されます(diffuse + transmission + specular = 合計)。

最終的なレンダリング

これが、最終的なイメージです。transmission_depth は、既定値の 8 のままにしています。水しぶきのレンダリングが真っ黒に表示される場合は、その領域を小さくするために、この値を増やす必要があるかもしれません。