VBA プロジェクトは、ユーザ フォームを使用可能にするために、まずそのユーザ フォームをロードし、必要なくなった後は非表示にする必要があります。
これで、すべてのコントロールの背後に完全に機能するコードを持つ、うまく設計されたフォームができました。最後のステップで、実行時にフォームをユーザに表示します。フォームを表示するには、VBA の Show メソッドを使用します。Show メソッドは、アプリケーションのどのコード モジュールからでも呼び出せます。
作成したフォームは既定ではモーダルです。フォームが表示されている間は、ユーザは AutoCAD と直接やり取りできないことを意味します。たとえば、フォームを表示しながら、図面の中の点やオブジェクトを選択できません。ユーザが AutoCAD 図面にアクセスできるようにするには、VBA の Hide メソッドを使用します。Hide メソッドは、フォームを非表示にして、ユーザに AutoCAD への制限付きアクセスを許可します。Hide メソッド使用時は、フォームがメモリからロード解除されていないことを忘れないでください。非表示の間も、現在のすべての値が保持されます。
Hide メソッドは Show メソッドと同じように呼び出します。
この例では、"UserForm1" という名前のフォームを表示します。
Public Sub MyApplication() UserForm1.Show End Sub
このサブルーチン(およびその結果としてのフォームの表示)は、マクロとして、VBARUN[VBA 実行]コマンドまたは AutoCAD のユーザ インタフェースから呼び出すことができるようになりました。
この例では、"UserForm1" という名前のフォームを非表示にします。
Public Sub MyAppHide() UserForm1.Hide End Sub