概要 - 必要な関数を決める(AutoLISP/ActiveX)

AutoLISP の ActiveX 関数を使用して、ActiveX メソッドにアクセスできます。

注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。

たとえば、次の AutoLISP 文を見てください。これは、コマンド プロンプトに入力したものです。

(setq mycircle (vla-addCircle mSpace (vlax-3d-point '(3.0 3.0 0.0)) 2.0))

#<VLA-OBJECT IAcadCircle 03ad067c>

この文は、Addcircle メソッドを使用して図面に円を追加しています。円を描くために呼び出された関数は、vla-addCircle です。

AutoCAD 図面に円を追加する関数が分からないときは、『ActiveX/VBA リファレンス』を参照してください。円オブジェクトの定義を調べると、その項目は次のようになっています。

ときには、この円トピックでのように、必要なメソッドを示す説明文字列があります。しかし多くの場合、実行したいアクションに該当するメソッドを見つけるには、メソッドのリストを調べる必要があるでしょう。

メソッド名を見つけたら、メソッド名の前に vla- を付けて、メソッドを実現する AutoLISP 関数名を取得します。この例では、vla-AddCircle となります。

注: Visual LISP では、関数名で大文字と小文字は区別されません。vla-addcirclevla-AddCircle は同じです。