概要 - ActiveX メソッドで VLA- 関数を使用する(AutoLISP/ActiveX)

vl-load-com 関数の呼び出し時に AutoCAD ActiveX オブジェクトにアクセスできるようにする一連の関数が AutoLISP に追加されました。

注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。

それらの関数名は、vla- で始まります。たとえば、vla-addCirclevla-get-ModelSpacevla-put-Color などです。これらの関数は、さらに次のように分類できます。

また、VLISP では関数名が vlax- で始まる ActiveX 関連の関数セットも追加しています。これらはより一般的な ActiveX 関数で、各関数を多くのメソッド、オブジェクト、またはプロパティに適用できます。たとえば、vlax-get-property 関数を使用すると、任意の ActiveX オブジェクトの任意のプロパティを取得できます。図面にカスタム ActiveX オブジェクトが含まれていたり、Microsoft Excel スプレッドシートのような他のアプリケーションからオブジェクトにアクセスする必要があるときは、vlax-invoke-methodvlax-get-property、および vlax‑put‑property 関数を使用して、他のアプリケーションのメソッドやプロパティにアクセスできます。これらの関数の使用例については、「概要 - タイプ ライブラリを読み込まずに ActiveX を使用する(AutoLISP)」を参照してください。

注: AutoCAD LT では、Microsoft Excel や Microsoft Word などのサード パーティ製 ActiveX ライブラリの使用はサポートされていません。