コマンドを記録したり、アクション マクロとして再生できる値を入力するには、アクション レコーダを使用します。
アクション マクロの記録を開始すると、作図領域のクロスヘアの横に赤い円のアイコンが表示されます。このアイコンは、入力したコマンドと値が記録されることを示します。
アクション マクロの記録を停止したとき、記録したアクションをアクション マクロとして保存するか、それとも破棄するかを選択できます。記録したアクションを保存する場合は、コマンド名を指定する必要があります。このとき、アクション マクロの説明や再生の設定を指定することもできます。保存したアクション マクロ(ACTM)ファイルは、システム変数 ACTRECPATH に格納されているフォルダに保存されます。
再生時に不一致を確認するようにアクション レコーダを設定すると、アクション マクロを記録したときの作図環境の設定と、作図環境の現在の設定とが比較されます。たとえば、アクション レコーダは、現在の図面のシステム変数 INSUNITS の値を、アクション マクロの記録時に使用した値と照合します。不一致が見つかった場合、アクション マクロの再生を続けるか停止するかを選択できます。アクション マクロの再生を続けると、予期しない結果が生じる可能性があります。
アクション マクロを記録するときは、次の点に注意してください。
ACTBASEPOINT[アクションマクロ基点挿入] | ACTMANAGER[アクション マクロ管理] | ACTSTOP[アクション マクロ記録停止] |
ACTUSERINPUT[アクション マクロ ユーザ入力] | ACTUSERMESSAGE[アクション マクロ メッセージ挿入] | -ACTUSERMESSAGE[アクション マクロ メッセージ挿入] |
DXFIN[DXF 読み込み] | EXPORTLAYOUT[レイアウト-モデル変換] | FILEOPEN[図面ファイルを開く] |
NEW[新規作成] | OPEN[開く] | PARTIALOPEN[部分的に開く] |
PRESSPULL[境界引き伸ばし] | QNEW[クイック新規作成] | RECOVER[修復] |
TABLEDIT[表セル文字編集] | VBAIDE[VBA エディタ] | VBALOAD[VBA ロード] |
-VBALOAD[VBA ロード] | VBAMAN[VBA 管理] | VBANEW[VBA 新規作成] |
VBAPREF[VBA 基本設定] | VBARUN[VBA 実行] | -VBARUN[VBA 実行] |
VBASTMT[VBA 文実行] | VBAUNLOAD[VBA ロード解除] | XOPEN[外部参照を開く] |