提供された[パワー チェック]ツールを使用して、パワーと負荷の値を示す情報を回路図コンポーネントに付加できます。これらの値が追加されると、指定されたパワー上の負荷が大きい場合、[パワー負荷チェック レポート]を実行し、配線の相互接続のスキャンとレポートを実行することができます。
パワーと負荷のチェックには、3つのツールが使用されます。
[パワー負荷のレベルを追加/編集] |
パワーと負荷値のあるコンポーネントをマークします。その値は AutoCAD Electrical ツールセット 接続属性に追加されます。このダイアログ ボックスには有効な接続点が示されます。電圧について接続点の近くを選択すると、ダイアログ ボックスで事前に選択することができます。パワーと負荷値およびオプションの単位を入力します。これらの値は非表示の x データとして接続点に保存されます。 |
[パワー供給フラグを設定] |
PASSPWR フラグでコンポーネントにマークを付けます。PASSPWR フラグは、特定のパワーの負荷を計算する場合に、マークされたコンポーネントをパワー レポートが通過するように指示します。コンポーネントに PASSPWR フラグが付いていると、パワー レポート プログラムがコンポーネントを通じて渡され、ネットワークの負荷の値を監視し続けます。 |
パワー負荷チェック レポート |
パワーとして割り当てられたコンポーネントを検出し、この端子に接続された配線をたどります。負荷に遭遇した時点で、その配線セグメント上の読み取りを中止し、過負荷の検索も停止します。たとえば、ラダーの左側のパワーの母線に指定した値が適用された場合などです。このラダー内には、一連のパイロット ランプとリレー コイルがあります。AutoCAD Electrical ツールセット は、左側の母線まで進み、接続された各横線をチェックします。読み取りは接点と端子を通じて行いますが、横線上に負荷が存在した場合は、(存在する)負荷の値を累算し、その横線上での進行を停止します。ユーティリティは、左側の母線に接続された他の横線もチェックし、他に負荷がないかどうか、検索します。 |
Xdata は、挿入前に、ライブラリ シンボル上に追加することができます。図面に既にブロックが含まれている場合は、レポートを実行する前に、[ブロックを更新]オプションを使用します。ライブラリ シンボルを開き、[Xdata エディタ]を使用して、 適切な TERM## 属性に Xdata を直接追加します。次の xdata がライブラリ レベルで追加されます。