AutoCAD Electrical ツールセット には、コンジットのラベリング、サイズ変更、およびコンジットに関するレポートの作成に役立つユーティリティが用意されています。コンジットは線分またはポリラインによって表され、それ自体には情報は含まれていません。しかし、コンジット マーカー シンボルを挿入し、コンジットに関連付けることができます。こうすると、コンジット マーカー シンボルに AutoCAD Electrical ツールセット 図面から取得した配線情報が与えられます。
コンジット マーカーを挿入する方法は、配線情報をどこから取得するかによって 3 通りの方法があります。
(AutoCAD セッションごとに)初めてコンジット マーカーを挿入するときは、AutoCAD Electrical ツールセット に配線情報を読み取らせます。プロジェクト内の複数の図面、現在の図面、またはスクラッチ データベース内の既存の WFRM2ALL テーブルから配線情報を読み取らせることができます。
コンジット マーカーは、レイアウト図面でコンジットを表す線分またはポリラインをインテリジェント機能を追加するために挿入するブロックです。ブロックには、WWAYT、WWAYB、WWAYL、WWAYR の 4 つがあります。挿入点を除いてブロックは同一です(T=上、B=下、L=左、R=右)。描画する引出線に応じて、ブロックが自動的に選択されます。
C_TAG |
各マーカーには一意のタグ番号が与えられます。[セットアップ]を使用して、次のタグを定義します。 |
C_SIZE |
コンジット サイズ、つまり 3/4" |
DESC1 |
説明 1(省略可能) |
DESC2 |
説明 2(省略可能) |
WIREINFO# |
コンジット内に含まれている各配線の配線情報です。線番; 配線画層; 配線の説明; 配線サイズ |
W_SPARES# |
スペアの配線を定義します。配線の説明; 本数 |