雲マークの機能強化

雲マークに、円弧の弦のおおよその長さ(各円弧セグメントの端点間の距離)の単一の値が含まれるようになりました。

図面で初めて雲マークを作成したときは、現在のビューの対角線の長さのパーセンテージに基づいて、円弧のサイズが決定されます。これにより、適切なサイズで雲マークが開始されます。

選択した雲マーク オブジェクトの弦の長さは、[プロパティ]パレットで、パレットのショートカット メニューから、または新しい REVCLOUDPROPERTIES[雲マークのプロパティ]コマンドで変更することができます。

システム変数 REVCLOUDVARIANCE を使用して、円弧の弦の長さのばらつきを大きくするか、ほぼ均一にするかをコントロールすることができます。このシステム変数をオフにすると、以前の雲マークの作成方法に戻ります。一方、オンのままの場合は、より手描き風の外観になります。

雲マーク オブジェクトを選択すると、[プロパティ]パレットにオブジェクト タイプとして、[ポリライン]ではなく[雲マーク]と表示されるようになりました。雲マークは基本的にはポリラインのままですが、追加の円弧プロパティとグリップ スタイルを切り替えるオプション(システム変数 REVCLOUDGRIPS)があります。

新しいコマンド

REVCLOUDPROPERTIES[雲マークのプロパティ] - 選択した雲マークの円弧の弦のおおよその長さをコントロールします。

変更されたコマンド

REVCLOUD[雲マーク] - 雲マークを作成または修正します。

新しいシステム変数

REVCLOUDVARIANCE - 雲マークの円弧を、各種の弦の長さで作成するか、ほぼ均一の弦の長さで作成するかをコントロールします。