AutoCAD LT 2021 の新機能

AutoCAD LT 2021 のこのリリースの新機能を紹介します。

更新

2021.1 のハイライト

[ブロック]パレットの機能強化

[ブロック]パレットに、デバイス間でブロックを使用するためのサードパーティのクラウドプロバイダのセットアップとコントロールの改善、および新しい[お気に入り]タブなど、多数の強化が行われました。

AutoCAD Web アプリ - デスクトップで開く

AutoCAD Web アプリで作業している場合は、[デスクトップで開く]をクリックして、AutoCAD または AutoCAD LT デスクトップで図面を開くことができます。図面は自動的に保存され、ローカルにインストールしたバージョンのAutoCAD または AutoCAD LT デスクトップで開かれます。

AutoCAD ヘルプの更新

AutoCAD ヘルプに新しいクイック リファレンス メニューが追加され、「お試しください」の記事が目次に編成され、新しいカード形式によって学習ビデオに簡単にアクセスできるようになりました。

2021 リリース

ハイライト

AutoCAD LT 2021 の新機能の概要(ビデオ)

このビデオでは、このリリースの主な強化点を示します。

合理化されたトリムおよび延長のオプション

[トリム]および[延長]コマンドの[クイック]モードでは、既定ですべての潜在境界が選択されます。

雲マークの機能強化

雲マークに、円弧の弦のおおよその長さ(各円弧セグメントの端点間の距離)の単一の値が含まれるようになりました。

オブジェクトを 1 点で分割する

新しい BREAKATPOINT[点で部分削除]コマンドを使用した場合、[Enter]を押すことにより、リボンの[点で部分削除]ツールを繰り返すことができるようになりました。

クイック面積計測

MEASUREGEOM[ジオメトリ計測]コマンドの[クイック]オプションでは、図面の平面図内のジオメトリ オブジェクトで囲まれたスペース内の面積と周長の計測がサポートされるようになりました。

図面履歴(サブスクリプションの特典)

クラウドに保存されている図面のバージョン履歴が新しい[図面履歴]パレットに表示され、図面の現在のバージョンと比較することができます。

[ブロック]パレットの機能強化

[ブロック]パレットが強化され、いつでもどこでもブロックに簡単にアクセスできるようになりました。

外部参照比較

図面比較機能と同様に、現在の図面に外部参照(xref)としてアタッチされた図面ファイルに加えられた変更を比較できるようになりました。

タッチの機能強化

ジェスチャのサポートが強化されたことにより、タッチ操作が向上しました。

グラフィックス パフォーマンス

2D での画面移動とズームの速度が向上しました。

その他の機能強化

長方形の機能強化: 2番目の点を指定するときに、長方形の幅と高さの寸法を求めるプロンプトを表示するように、ダイナミックツールチップが更新されました。代わりに、2番目の点の座標値を入力する場合は、次のいずれかを実行します。

• #と入力し、X,Yの値を入力して絶対座標を指定します。

  たとえば、#3.25,5.75と入力して、図面内の3.25,5.75の位置の2番目の点を指定します。

• X値を入力し、その後にカンマとYの値を入力して相対座標を指定します。

  たとえば、3.25,5.75と入力して、最初のポイントから2番目のポイント3.25,5.75単位を指定します。

セキュリティの強化: AutoCAD セキュリティ チームは、社内テストとサードパーティの評価と監査の両方を使用して、AutoCAD ベースの製品における新たなサイバー脅威に対する強化と、現在の標準とベスト プラクティスへの準拠の維持に努めています。