概要 - 起動をカスタマイズする

コマンド ライン スイッチを使用して、プロジェクトごとに異なる起動ルーチンを指定できます。

コマンド ライン スイッチを使用して、プログラムの起動時に複数のオプションを指定できます。たとえば、スクリプトを実行したり、起動時に指定のテンプレート図面を開いたり、図面を開いたときに表示されるビューを指定することができます。また、コマンド ライン スイッチを使用すると、異なる起動オプションごとに別々のプログラム アイコンを設定することもできます。

コマンド ライン スイッチは、Microsoft ® Windows ® のショートカット アイコンまたは[ファイル名を指定して実行]ダイアログ ボックスに関連付けられた製品のコマンド ラインに追加できるパラメータです。1 つのコマンド ラインに複数のスイッチを含めることができます。

コマンド ライン スイッチの構文

コマンド ライン スイッチを使用する構文は次のとおりです。

"drive:\pathname\[product].exe" ["drawingname"] [/switch "name"]

スイッチの後ろにスペースを続け、ファイル、パス、またはビューの名前をクォーテーション マークで囲んで入力します。たとえば、次のように入力すると、プログラムが AutoCAD LT 2024 というフォルダから arch1.dwt という図面テンプレートを使用して起動されます。PLAN1 という名前の付いたビューが復元され、startup.scr というスクリプト ファイルが実行されます。

"d:¥AutoCAD LT 2024¥acadlt.exe” /t "d:¥AutoCAD LT 2024¥templatearch1.dwt" /v "plan1" /b "startup"

注: [オプション]ダイアログ ボックスの値が無効になり、その代わりにコマンド ライン スイッチの設定が優先的に使用されるのは現在のセッションについてのみです。システム レジストリは変更されません。