コマンド ライン スイッチ リファレンス

この表では、カスタム コマンド ラインによる AutoCAD LT の起動時に使用できるコマンド ライン スイッチの一覧を示します。

/b

スクリプト名

プログラム起動後に実行するスクリプトを指定します(b はバッチ処理を表します)。

スクリプト ファイルが[作業]フォルダにある場合、このセキュリティ対策が /six コマンド ライン スイッチを含めるまたはシステム変数 LEGACYCODESEARCH を 1 に設定することによって省略されていない限り、スクリプト ファイルへの完全パスが必要です。

スクリプトを使用して、新しい図面ファイルの図面パラメータを設定できます。ファイルの種類は SCR です。

/c

環境設定フォルダ

使用するハードウェア環境設定ファイルのパスを指定します。フォルダまたは特定のファイルを指定できます。ファイルの種類は CFG です。

/nohardware

ハードウェア アクセラレーションを無効にする

起動時にハードウェア アクセラレーションを無効にします。

/nologo

製品ロゴ画面を表示しない

起動時にロゴ画面を表示しないようにします。

/nossm

[シート セット マネージャ]パレットを表示しない

起動時に[シート セット マネージャ]パレットを表示しないようにします。

/pl

バックグラウンド印刷/パブリッシュ

図面セット記述(DSD)ファイルをバックグラウンドでパブリッシュします。使用する形式は次のとおりです。

<パス><図面セット記述ファイル>.DSD

/s

サポート フォルダ

現在のフォルダ以外のサポート フォルダを指定します。図面サポート ファイルには、文字フォント、メニュー、AutoLISP ファイル、線種、ハッチング パターンなどがあります。パスで指定できるフォルダの最大数は 15 です。それぞれのフォルダ名は、セミコロンで区切ります。

/safemode

すべての実行可能コードを無効にする

現在のセッションで、すべての実行可能ファイルのロードおよび実行を禁止します。このスイッチは、悪意のある実行可能コードを停止して場所を突き止めるときに役立ちます。

/set

シート セット

名前の付いたシート セットを起動時にロードします。使用する形式は次のとおりです。

<パス><シート セット データ ファイル>.DST

/t

テンプレート ファイル名

テンプレート図面または標準設定図面に基づいて新しい図面を作成します。ファイルの種類は DWT です。

/v

ビュー名

起動時に表示する、図面の特定のビューを指定します。

/w

既定のワークスペース

ロードされた CUIx ファイル内のワークスペースのうち、起動時に復元するものを指定します。