AutoLISP (LSP)ファイルを作成し、コード文をファイルに記入したら、Visual Studio Code を AutoCAD に接続し、Visual Studio Code が提供する多くのデバッグ ツールを使用してカスタム関数をステップ実行することができます。
LSP ファイルをデバッグする前に、まずデバッグする LSP ファイルを開くことをお勧めします。現在のエディタ ウィンドウで開いている LSP ファイルは、デバッグのために Visual Studio Code が AutoCAD に初めて接続されたときに AutoCAD にロードされます。
次の手順では、Visual Studio Code で Create-LSP-Tutorial.lsp ファイルを開く方法について説明します。
LSP Files フォルダが開いていない場合は、[File]メニュー > [Open Folder/Open]をクリックします。次に、LSP Files フォルダを参照して選択します。
AutoLISP Extension を適切に環境設定し、現在のエディタ ウィンドウで LSP ファイルを開いたら、Visual Studio Code を使用して LSP ファイルに保存されている AutoLISP コード文をデバッグする準備は完了です。
次の手順では、デバッグ用に Visual Studio Code を AutoCAD にアタッチする方法について説明します。
Visual Studio Code が、現在の作図ウィンドウにロードされる現在のエディタ ウィンドウ内の LSP ファイルとともに、AutoCAD にアタッチされます。
Visual Studio Code のステータス バーの色が青からオレンジに変わり、Visual Studio Code が AutoCAD に正常にアタッチされたことがわかります。

メッセージ ボックスに「Hello from AutoCAD!」と表示されます。

指定した点の間に線分が描かれ、現在の画層に配置されます。
ブレークポイントを使用して、コード文の実行を中断することができます。実行を中断して、次のことができます。
次の手順では、現在のエディタ ウィンドウで開いている Create-LSP-Tutorial.lsp ファイルにブレークポイントを追加する方法について説明します。
ブレークポイントが追加されたことを示す赤い円が表示されます。

hello 関数が開始され、コードの実行がブレークポイントのある行で中断されます。


最初の点を指定した後、インライン ブレークポイントによって実行が中断されます。

ブレークポイントによって実行が中断された際、変数に割り当てられている現在の値やコード文が返す値を確認することができます。
前のセクションでは、2 つの異なるブレークポイントを設定しました。次の手順では、それらのブレークポイントを使用してコードの実行を中断し、変数に割り当てられた値を表示します。


カーソルを変数に合わせると、現在割り当てられている値がツールチップに表示されます。[Run]ビューの[Variables]セクションには、すべてのローカル変数に割り当てられている値が表示されます。


カスタム プログラムのデバッグ中に、修正が必要なエラーが発生するのは避けられません。修正したら、行った変更をテストします。
次の手順では、Visual Studio Code でデバッグしている間に、drawline 関数に変更を加え、LSP ファイルを AutoCAD に再ロードする方法について説明します。
;; Draws a line between two points (defun c:drawline ( / pt1 pt2 sv_clayer) ;; Declared local variables ;; Store the current and create a new layer (setq sv_clayer (getvar "clayer")) (command "_.-layer" "_m" "Object" "_c" "5" "" "") ;; Prompt for two points (setq pt1 (getpoint "\nSpecify start point of line: ") pt2 (getpoint pt1 "\nSpecify end point of line: ") ) ;; Check to see if the user specified two points (if (and pt1 pt2) (command "_.line" pt1 pt2 "") (prompt "\nInvalid or missing point(s)") ) ;; Restore the previous layer (setvar "clayer" sv_clayer) ;; Exit quietly (princ) )

Visual Studio Code は AutoCAD から切断され、現在の図面に LSP ファイルをロードする前に、同じ AutoCAD プロセスに再アタッチされます。
今回は、青色が割り当てられている画層 Objects に線分が配置されていることに注目してください。
LSP ファイルのデバッグが完了したら、Visual Studio Code を AutoCAD から切断する必要があります。
次の手順では、Visual Studio Code を AutoCAD から切断する方法について説明します。

[Debug]ツールバーが閉じ、ステータス バーがオレンジから青に変わります。