概要 - base.dcl ファイルと acad.dcl/acadlt.dcl ファイル(DCL)

base.dcl ファイルと acad.dcl ファイル(または AutoCAD LT の場合は acadlt.dcl)には、AutoCAD で使用される定義済みのタイルと DCL ダイアログ ボックスが含まれています。

これらのファイルは、プログラムに含まれており、ユーザのサポート フォルダに格納されています。ユーザのサポート フォルダへのパスを確認するには、AutoCAD のシステム変数 ACADPREFIX を使用します。

base.dcl ファイルには、基本的な定義済みのタイルとタイル タイプの DCL 定義が含まれています。このファイルには、よく使用するプロトタイプの定義も収められています。PDB 機能を使用して、定義済みのタイルを再定義することはできません。acad.dcl (または AutoCAD LT の場合は acadlt.dcl)ファイルには、いくつかの標準ダイアログ ボックスの定義が含まれています。

注意: base.dcl 内にエラーがあると、使用しているアプリケーションやその他のアプリケーションから標準の AutoCAD ダイアログ ボックスやカスタマイズしたダイアログ ボックスが正常に表示されないことがあります。