REM オブジェクトに AutoCAD コマンドを使用する

REM オブジェクトを作成すると、以下の AutoCAD コマンドでオブジェクトを編集することができます。

• MOVE[移動]
• STRETCH[ストレッチ]
• ROTATE[回転]
• SCALE[尺度変更]
• COPY[複写]
• MIRROR[鏡像]
• ERASE[削除]
• UNDO[元に戻す]
• MODIFY[修正]

注: REM オブジェクトで使用できない AutoCAD コマンドは、TRIM[トリム]、EXTEND[延長]、EXPLODE[分解]です。

REM オブジェクトに対して、オリジナルのイメージと関連付けがなくなるような AutoCAD コマンドを実行すると、AutoCAD Raster Design toolsetによって、対応するラスター データがオリジナルのイメージから削除されます。たとえば、AutoCAD の MOVE[移動]コマンドを REM オブジェクトに使用すると、オリジナルのラスター図形はイメージから削除されます。REM オブジェクトを定義した後すぐにそのオブジェクトを削除するには、AutoCAD の ERASE[削除]コマンドを使用します。AutoCAD のコマンドに関する詳細は、AutoCAD ヘルプを参照してください。