ラスター図形処理(REM)は、ラスター図形をベクトルに似たオブジェクトに一時的に変換することにより、ラスター図形をより簡単に正確に編集することができます。編集の後で、REM オブジェクトをラスター図形に合成し直したり、新しい図面に移動することができます。
REM オブジェクトには、プリミティブ、領域、拡張モノクロ領域の 3 種類があります。3 種類の REM オブジェクトを個別に使用して、 ラスター データを編集することができます。
REM オブジェクト | 説明 | イメージのタイプ |
---|---|---|
プリミティブ | 単一のラスター線分、ラスター円弧、ラスター円が含まれます。 | モノクロ |
領域 | 図形の部分を含め、選択した領域のすべてのピクセルが含まれます。 | モノクロ、グレースケール、カラー |
拡張モノクロ領域 | 選択した領域の完全なラスター図形が含まれます。 | モノクロ |
以下のセクションでは、それぞれの REM オブジェクトを作成する異なる選択方法について説明します。