この実習では、測量データベースのコンテンツを仮の座標から既知の座標に変換します。
このコマンドは、測量データベースの全データを仮の場所から既知の場所に移動する場合に有効です。
この実習は、「実習 3: 最小二乗解析を実行する」から継続しています。
測量データベースのコンテンツを確認する
この実習では、前の実習で変更を加えた Survey-3.dwg を使用します。
Survey 1
[ネットワーク]
Survey Network 1 コレクションを展開します。 リスト ビューで、次の設定の標高値を確認します。
この実習では、東座標 5000 および北座標 5000 にある「測点ポイント 1、後視ポイント 1000」の標高値が実際の標高より 2.25 大きいと仮定します。
測量データベースを変換する
このページでは、測量ネットワークを移動する基点を指定します。
[回転角度]ページで、測量ネットワークを移動する基点を指定します。この実習では、測量ネットワークの回転は変更しません。
[変換先ポイント]ページで、測量ネットワークの移動先のポイントを指定します。[東座標]、[北座標]、[標高変更]の新しい値を指定できます。この実習では、標高のみを変更します。
[概要]ページでは、測量ネットワークに適用する前に、変換結果を確認できます。変換を修正する場合は、[戻る]ボタンをクリックして、ウィザードの前のページに戻ります。
リスト ビューで、手順 2 で確認した設定の標高値を改めて確認します。値が 2.25 減少していることに注目してください。
次のチュートリアルを続けるには、「測量データを手動で作成する」へ進みます。