この実習では、平面図からのマルチビュー ブロック、COGO ポイント、3D ポリラインを縦断ビューに投影します。
縦断ビューには、AutoCAD ポイント、ソリッド、ブロック、マルチビュー ブロック、3D ポリライン、COGO ポイント、計画線、測量図形など、さまざまなオブジェクトを投影できます。この実習で使用するプロセスは、こうしたオブジェクトに対して適用できます。
オブジェクトを縦断ビューに投影する前に、オブジェクトで標高が定義されていることを確認してください。定義されていないと、ゼロの標高値が使用され、その結果、縦断ビューが垂直方向に拡張される場合があります。
マルチビュー ブロックを縦断ビューに投影する
この図面に、2 つのビューポートが表示されます。既存の道路を表す COGO ポイントの平面図および計画コリドーが左側のビューポートに表示されます。計画道路の現況地盤および計画地盤の縦断を含む縦断ビューが右側のビューポートに表示されます。
計画道路コリドーに沿ったすべての電柱が選択されます。
図面に挿入したマルチビュー ブロックは、標準 AutoCAD ブロックとして作成されます。マルチビュー ブロックを縦断ビューに投影する前に、元の AutoCAD ブロック形式から分解する必要があります。
電柱が縦断ビューに表示されます。
COGO ポイントおよび 3D ポリラインを縦断ビューに投影する
[標高オプション]設定を[オブジェクトを使用]のままにしておきます。この場合では、適切な標高値は、選択したオブジェクトのプロパティです。
COGO ポイントとビルディング 3D ポリラインが縦断ビューに表示されます。
投影されたオブジェクトの標高を編集する
[AutoCAD テキスト ウィンドウ]で、ポリラインの頂点の標高地が約 38 になっていることに注目してください。
縦断ビューで この 3D ポリラインを選択すると、平面図の 3D ポリラインが強調表示されることに注目してください。
投影された計画線や 3D ポリラインをグリップ編集すると、ソース オブジェクトの対応する標高が調整されます。
縦断ビューでの投影オブジェクトの表示を修正する
[投影]タブが[縦断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックスに表示されます。このタブにあるコントロールを使用して、オブジェクトを縦断ビューに投影したときに使用したパラメータを変更します。
他の Autodesk Civil 3D ラベルと同様に、ラベル パラメータは、任意のラベルを選択し、リボン上の[ラベル]コンテキスト タブを使用して変更できます。
縦断ビューから 3D ポリラインが削除され、[縦断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックスからクリアされます。
さらに高度な操作: 投影オブジェクトに対して使用可能なスタイル設定を確認します。投影オブジェクトのスタイルは、[ツールスペース]の[設定]タブの[一般][多目的スタイル]
[投影スタイル]コレクションにあります。投影オブジェクトのラベル スタイルは、[ツールスペース]の[設定]タブの[縦断ビュー]
[ラベル スタイル]
[投影]コレクションにあります。
このチュートリアルを続けるには、「実習 4: 縦断ビューを分割する」に進んでください。