実習 4: 縦断ビューを分割する

この実習では、縦断ビューを分割して、より短い縦断ビューにレイアウト縦断の標高範囲が完全に収まるようにします。

この実習は、「実習 3: オブジェクトを縦断ビューに投影する」から継続しています。

縦断ビューを分割する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Profile-5D.dwg を開きます。
  2. [ホーム]タブ [縦断ビューと横断ビュー]パネル [縦断ビュー]ドロップダウン [縦断ビューを作成] 検索 の順にクリックします。
  3. [縦断ビューを作成]ウィザードの[一般]ページで、次のパラメータを指定します。
    • [線形を選択]: Ridge Road
    • [縦断ビュー スタイル]: 標準
  4. ウィザードの左側で[縦断ビューの高さ]をクリックします。
  5. [縦断ビューの高さ]ページで、次のパラメータを指定します。
    • [縦断ビューの高さ]: ユーザ指定
    • [最大]: 670.00’
    • [縦断ビューを分割]: オン

      縦断ビューの分割に関するコントロールが有効になります。これらのコントロールを使用すると、分割縦断ビューの最初、中間、最後のセグメントについて縦断ビュー スタイルを個別に選択することができます。この実習では、既定の分割縦断ビューの設定を適用します。

  6. [次へ]をクリックします。
  7. [縦断表示オプション]ページで、EG - Surface (1) と Layout (1) 以外のすべての[描画]チェック ボックスをオフにします。Layout (1) の行で、[分割する場所]オプションを選択します。このオプションを選択すると、レイアウト プロファイルの適切な標高で分割が行われ、レイアウト プロファイル全体が縦断ビューに表示されます。
  8. 右方向にスクロールして、[ラベル]列を表示します。EG - Surface (1) の行で、[ラベル]セルをクリックします。
  9. [縦断ラベル セットをクリック]ダイアログ ボックスで、<なし>を選択します。[OK]をクリックします。
  10. [縦断ビューを作成]をクリックします。
  11. プロンプトが表示されたら、図面ウィンドウで何も描画されていない領域に画面移動してズームし、クリックして縦断ビューを作成します。

    新しい縦断ビューが作成されます。手順 7 で図面内の他の縦断ビューよりも短い最大高さを指定したため、縦断ビューのグリッドが他の 2 つの縦断ビューより短くなっています。短くしたグリッド内に縦断を適合させるために、縦断が 2 つのセグメントに分割されています。手順 6 で Layout (1) に[分割する場所]の設定を指定してるので、赤いレイアウト プロファイルの完全な長さと標高が表示されます。両方の分割セグメントの標高を表示する垂直軸が縦断ビューの中央にあることに注目してください。

縦断ビューを分割のプロパティを修正する

  1. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、[線形] [中心線の線形] Ridge Road [縦断ビュー]コレクションの順に展開します。

    単一の新しい縦断ビュー(PV - (4))が作成されていることに注目してください。

  2. [プロスペクター]タブで、PV - (4)を右クリックします。[プロパティ]をクリックします。
  3. [縦断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックスの[標高]タブの[標高範囲]で、[高さ]15.000’ に変更します。
  4. [適用]をクリックします。

    図面ウィンドウで、縦断ビューが新しい高さに対応するよう 5 つのセグメントに分割されていることに注目してください。

    次に、最初と最後の縦断ビューのセグメントのスタイルを変更します。

  5. [縦断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックスの[縦断ビュー データを分割]テーブルで、行[No. 1][縦断ビュー スタイル]列の をクリックします。
  6. [縦断ビュー スタイルを指定]ダイアログ ボックスで、[Left & Bottom Axis]を選択します。[OK]をクリックします。
  7. 手順 5 と 6 を繰り返して、行[No.4]の[縦断ビュー スタイル][Full Grid]に変更します。
  8. [OK]をクリックします。

    1 つの縦断ビュー グリッドに 3 種類の縦断ビュー スタイルが表示されます。分割縦断は、1 つの縦断ビュー グリッドに表示されますが、分割セグメントごとに個別のスタイルを適用することができます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 5: 複数の縦断ビューを作成する」に進んでください。