この実習では、計画線を作成する 2 つの方法を学習します。
計画線は、直線または曲線の計画線で作成したり、既存の線形または AutoCAD の線分、円弧、ポリライン、あるいは 3D ポリラインから作成することができます。
計画線は、グレーディング基線として使用できますが、ターゲットとしては使用できません。
この実習は、「チュートリアル: グレーディング基準を設定する」から継続しています。
AutoCAD オブジェクトから計画線を作成する
- タブ
[描画]パネル 検索の順にクリックします。円 A から B、C に線分を作成します。 - タブ パネル ドロップダウン 検索をクリックします。
- 両方の線分をクリックして右クリックします。[Enter]を押して選択を終了します。
[計画線を作成]ダイアログ ボックスでは、計画線の作成時に計画線に名前を付けることができます。重要な計画線に名前を付けると、コリドーを作成する際にターゲットの割り当てが簡単になります。この実習では、計画線の作成後に名前を割り当てます。このワークフローに沿って作業を進めると、多数の計画線を同時に作成できます。ただし、重要な計画線にのみ名前を付けます。
- [計画性を作成]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックします。
線分が計画線に変換され、[サイト 1]に追加されます。この実習では、これらの計画線に標高値を後で割り当てます。次に、計画線を作成し、線分に沿って標高を指定します。
この実習では、前のチュートリアルで変更を加えた Grading-1.dwg を使用します。また、チュートリアル図面フォルダから Grading-2.dwg を開いて使用することもできます。
計画線に名前を付ける
- 図面で、計画線 AB と BC を選択します。右クリックします。[計画線名を適用]をクリックします。
- [計画線名を適用]ダイアログ ボックスで、
をクリックします。 - [名前テンプレート]ダイアログ ボックスの[プロパティ フィールド]で、[次のカウンタ]を選択します。[挿入]をクリックします。[OK]をクリックします。
- [計画線名を適用]ダイアログ ボックスで、[名前]の先頭にカーソルを置きます。ABC と入力します。
[名前]フィールドの内容が ABC <[次のカウンタ]> となります。
[OK]をクリックします。 - [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、[サイト][Site 1]を展開します。[計画線]コレクションを選択します。
[プロスペクター]タブのリスト ビューに 2 つの計画線とその名前が表示されていることに注目してください。
次に、計画線を作成し、線分に沿って標高を指定します。
計画線を作成する
- タブ パネル ドロップダウン 検索をクリックします。
- [計画線を作成]ダイアログ ボックスで、次のパラメータを指定します。
- [名前]チェック ボックス: オン
- [名前]: CDEF <[次のカウンタ]>
- [スタイル]チェック ボックス: オン
- [スタイル]: Ditch
- [計画性を作成]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックします。
- 図面ウィンドウで、円 C の内部の終点にスナップします。プロンプトが表示されたら、標高値として 688.00 と入力します。
ここでは、開始標高として既知の値を入力しました。次の手順では、別の入力方法として摺り付けコマンドを使用して、異なる標高値を計画線の中間点に入力します。
- 計画線を伸ばし、円 D の内部をクリックします。標高を指定するプロンプトが表示されたら、T と入力します。
- 計画線を伸ばし、円 E の内部をクリックします。標高を指定するプロンプトが表示されたら、[Enter]を押して[摺り付け]を指定します。
- 計画線を伸ばし、円 F の内部をクリックします。摺り付けを指定するプロンプトが表示されたら、SU と入力して、そのポイントのサーフェスの標高を使用します。
- コマンド ラインに表示されるサーフェス標高に注目してください。[Enter]を 2 回押して、標高を確定し、コマンドを終了します。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、[サイト][Site 1]を展開します。[計画線]コレクションを選択します。
作成した 3 つの計画線がリスト ビューに表示されていることに注目してください。このボックスを使用して、計画線の名前、スタイル、レイヤを編集したり、すべての計画線の他のプロパティを表示することができます。
このチュートリアルを続けるには、「実習 2: 計画線の標高を割り当てる」に進んでください。