この実習では、前の実習で AutoCAD の線分から作成した計画線に標高を割り当てます。
この実習は、「実習 1: 計画線を作成する」から継続しています。
計画線の標高を編集する
この実習では、前の実習で変更を加えた Grading-2.dwg を使用します。
パネル
検索の順にクリックします。
[標高グレーディング エディタ]に、各セグメントの長さ、および各頂点の標高が表示されます。「実習 1: 計画線を作成する」でポイントを指定したときに、最初のポイントの標高が 688.000 になっており、最後のポイントの標高がサーフェスの標高と一致していることに注目してください。2 つの中間点の標高値は、始点の値と終点の値に基づいて、自動的に補間されます。このテーブルを使用して、標高値および勾配値を編集することができます。次に、標高値を線分 AB に割り当てます。
次の手順では、計画線に標高ポイントを挿入します。
計画線に標高ポイントを挿入する
計画線 AB に、小さな円とポイントの測点値と標高を示すツールチップが表示されます。カーソルを使用して、このポイントを新しい位置に移動します。
ポイントが、[標高グレーディング エディタ]のテーブルに追加されます。ここでは、測点、標高、勾配、および長さ(ポイント間の距離)を編集できます。
端点と標高ポイントの編集グリップが表示されます。標高ポイントをクリックし、計画線上をスライドさせることができます。また、端点の 1 つをクリックして、新しい位置に移動することもできます。グリップ編集を行うと、[標高グレーディング エディタ]の値が更新されます。

次の手順では、現況地盤サーフェスを通る計画線 BC を配置します。このコマンドは、計画線の各頂点に標高を割り当てます。
計画線をサーフェスに配置する
パネル
検索 をクリックします。
[標高エディタ]に計画線 BC の各標高ポイントのデータが表示されます。このデータには、標高、次のポイントへの距離と勾配が含まれます。このようなサーフェスの計画線は、グレーディングの始点として有用です。[標高グレーディング エディタ]上部のコントロールを使用して、標高ポイントを追加または削除したり、標高を調整することができます。同じ量だけ高くまたは低くしたり、標高に同じ値を使用して「平坦」にするようなグループによる操作に、テーブル内の複数のポイントを選択することができます。
このチュートリアルを続けるには、「実習 3: グレーディングを作成する」に進んでください。